3話 ページ4
太宰side
与｢アンタの外套とループタイ？………あぁ、それだったら医務室にあるよ｣
太｢！！｣
医務室？………あ……
太｢そう言えば昨日川に飛び込んだ後医務室で乾かしたまんまだったんだ…｣
私とした事がすっかり忘れていたのだよ…
国｢たく…人騒がせな｣
与｢あったよ…はい｣ｽｯ
太｢ありがとうございます！与謝野先生！！……よかった…｣
本当に良かったよ……
私はその二つを身につける
太｢うん！やっぱりこれが落ち着くね｣
谷｢あって良かったですね｣
太｢いきなり済まなかったね…結構取り乱していたようだ｣
少なくとも思考が回らない程度には取り乱していたね(苦笑)
国｢全くだ！遅刻をするは、朝から騒ぎまくるはで俺の手帳にはこんなこと書かれていない！！｣
谷｢まぁまぁ…でも太宰さんがこんなに取り乱すなんて珍しいですね。そんなに大切な物なんですか？｣
よくぞ聞いてくれた谷崎君！！
太｢とても大切な物なのだよ。ある少女から貰ったものでね。その子は私はを助けてくれた子なのだよ｣
彼女がいなかったら今頃…
谷｢助けた？……その子の名前は？｣
太｢分からない｣
国｢そいつの居場所は？｣
太｢分からない｣
谷｢じゃあ、その子が今何をしているのかも？｣
太｢分からない｣
本当に何一つ情報がないのだよ
国｢何も分かっていないではないか｣
太｢そうだね…彼女に会ったのはこの二つを渡された時の一度きり…知っているのは少女という事とその子の顔だけ……｣
私はその子のことをあまり知らない
谷｢………探してるんですか？｣
国｢不可能だろう。たったそれだけの情報で一人の少女を見つけるなんて｣
国木田君の言う通り。彼女を探すことはほぼ不可能に近い…それでも…
太｢ちゃんと彼女にお礼が言いたいのだよ…だからこの二つを身につけておけば彼女の方から声を掛けてくれるかもしれないだろ？｣
だから私はこの二つをいつも手放せないでいる…
谷｢その子との出会いって…｣
太｢今から二年前の話だよ……と言っても一緒に過ごしたのはほんの少しの間だけ。…聞きたいかい？｣
国｢まぁ貴様があれだけ取り乱した原因だからな…｣
そういうと思ったよ…
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都昆布 - とても面白いです！！ 鋼の錬金術師も文ストも大好きなので、是御話がとても素敵な物に感じます！！ 更新頑張って下さい。そして、御体御自愛下さい。m(_ _)m (2018年7月21日 5時) (
レス) id: 3d2abb781f (このIDを非表示/違反報告)
翠鏡華(プロフ) - やばい！ハガレン大好きなんで読んでいて楽しいです！しかもハガレンって夢小説あんまり見かけないのでなんか嬉しいです（笑）更新頑張ってください！ (2018年5月13日 23時) (レス) id: e6edeaae6d (このIDを非表示/違反報告)
キラリ&キララ(プロフ) - 29話でわたしがまたしになっていたり、くれないがくるないになってますよ？ (2017年12月22日 19時) (レス) id: 8fa86492e9 (このIDを非表示/違反報告)
木城時雨(プロフ) - すごいい面白いです！更新楽しみにしてます、頑張ってください！ (2017年12月22日 17時) (レス) id: ad5b4e020e (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - ハガレン…良き！！ (2017年12月13日 18時) (レス) id: 67747d78f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜狐
| 作成日時：2017年12月2日 10時
