20話 ページ19
太宰side
私と国木田君はショッピングモールの屋上に着いた…
そして目の前の状況は
少女「邪魔しないでよ!!死なせて!!これ以上私に近づかないで!!」
あと1歩下がれば落ちる場所に立ち泣き叫ぶ少女と
警「君!とにかく落ち着いて話を!」
それを止めようとする警察官
国「状況は?」
警「……ダメです…死ぬの一点張りで…」
太「見た感じ15歳ぐらいだね……」
まだ若いのに死にたいなんて………私を誘ってくれればいいのに!!←
国「おい!」
少女「ッ!?来ないで!!」
太宰「安心したまえ。これ以上は近づかないよ…少し話をしたいだけだ」
私は少女に落ち着くように言う
太「何故死にたいんだい?」
まず理由を知らないと…
少女「あんたには関係ないでしょ!!」
国「話してみろ。少しは楽に「黙って!!」…」
少女「あなた達に私の何がわかるのよ!!」
これは思っていた以上だね…
「「星凜(セリ)!!」」
全「!!」
その時そこに現れたのは一人の女性と男性
彼らは…
少女「………何よ…今さら私になんのようなの?」
女「一体何をしてるの!?自 殺なんて馬鹿なことはやめて!!」
男「そうだ!一体何を考えている!?」
少女「今さら親ヅラしないで!!どうせ私なんていらなかったんでしょ!?いつも気にしてるのは周りからの目で私なんてどうでもよかったんでしょ!!今だってここに来たのは自分達が周りから何か言われるのを恐れたからでしょ!?」
なるほど…彼女の両親か…
父「何を…」
少女「いくら頑張ったて二人は振り向いてくれなかった…私がいじめられてることを知った時だって"周りにはバレないようにしろ"って心配の言葉すらかけてくれなかった………その時分かったの…私は愛されてないんだって……なんで私なの!?…私が何かした!?…こんな…こんな理不尽な世界なんて大っ嫌い!!」
国「……原因は親か…」
太「どうやら彼女の両親にも話を聞く必要がありそうだね」
母・父「ッ…」
まぁ全てが終わった後でだけど…
私達がどうやって彼女を止めようかと考えている時…
『へぇ…この世界が嫌いなんだ……なら速く飛び降りちゃえばいいのに…こんな茶番なんかやめてさ』
新たな声が聞こえてきた…
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都昆布 - とても面白いです!! 鋼の錬金術師も文ストも大好きなので、是御話がとても素敵な物に感じます!! 更新頑張って下さい。そして、御体御自愛下さい。m(_ _)m (2018年7月21日 5時) (レス) id: 3d2abb781f (このIDを非表示/違反報告)
翠鏡華(プロフ) - やばい!ハガレン大好きなんで読んでいて楽しいです!しかもハガレンって夢小説あんまり見かけないのでなんか嬉しいです(笑)更新頑張ってください! (2018年5月13日 23時) (レス) id: e6edeaae6d (このIDを非表示/違反報告)
キラリ&キララ(プロフ) - 29話でわたしがまたしになっていたり、くれないがくるないになってますよ? (2017年12月22日 19時) (レス) id: 8fa86492e9 (このIDを非表示/違反報告)
木城時雨(プロフ) - すごいい面白いです!更新楽しみにしてます、頑張ってください! (2017年12月22日 17時) (レス) id: ad5b4e020e (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - ハガレン…良き!! (2017年12月13日 18時) (レス) id: 67747d78f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜狐 | 作成日時:2017年12月2日 10時