4話 ページ6
主人公side
男｢まぁ──人に迷惑をかけない清くクリーンな自 殺が私の信条だ。なのに君達に迷惑をかけた。これはこちらの落ち度。何かお詫びを──(ぐぅぅぅ………空腹かい？少年｣ｸｽ
やっぱりパンだけじゃ足りなかったか…
敦｢実は数日何も食べてなくて…｣
私は四年は何も口にしてないな…←え！？
太｢ぐぅぅぅ………私もだ。因みに財布も流された｣
『あってもお金は水により使い物になっていないでしょうね(苦笑)』
敦｢えぇ？助けたお礼にご馳走っていう流れだと思ったのに｣
太｢？｣
敦｢"？"じゃねえ！！｣
敦君…どんまい
『！！…反対側の岸から気配が…』
？｢おォーい！！｣
声がした方を見ると眼鏡をかけた男の人がすごい眉間にシワを寄せて立っていた
『あなたのお知り合いさんですか？』
男｢ん？｣
眼鏡｢こんな処に居ったか唐変木！｣
唐変木とはなかなかのネーミングセンス…
男｢おー国木田君ご苦労様｣
国｢苦労は全てお前の所為だこの自 殺マニア！お前はどれだけ俺の計画を乱せば───｣
男｢そうだ君達、いいことを思いついた。彼は私の同僚なのだ彼に奢って貰おう｣
『あちらの方の意見は聞かないんですね…』
無視の方向に向かってるような…
国｢おい！！｣
ほら、一生懸命に声を張り上げてますよ…
男｢君達、名前は？｣
しかしこの人は無視を続行…
いいのかな…
敦｢中島…………敦ですけど｣
『時凪Aです』
男｢着いてきたまえ敦君、Aちゃん。何が食べたい？｣
食べたいものと言われても…敦君に任せようかな
敦｢はぁ……あの…茶漬けが食べたいです｣
『敦君は欲がないんだね〜』
男｢ぷっはっはっはっ！餓死寸前の少年が茶漬けをご所望か！良いよ国木田君に三十杯くらい奢らせよう！｣
態と聞こえるように言ってるな〜
国｢俺の金で勝手に太っ腹になるな！｣
国木田さん怒ってますよ…
男｢Aちゃんは？｣
また無視ですか…
『私はなんでも…』
国｢聞いているのか！？太宰！！｣
敦｢『太宰？』｣
太｢あぁ私の名だよ。私の名は太宰、太宰治だ｣
これが私と敦君の運命を変える出会いだった
太宰治……どっかで聞いたことがあるような…
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音奏 - 太宰さんの娘の方も見ています。続き頑張ってください。 (2019年3月27日 11時) (
レス) id: 0e776977f0 (このIDを非表示/違反報告)
ジクロル - 面白い小説ありがとうございます！主人公ちゃんのテンションがすごく好きです！これからも更新頑張ってくださいね！ (2018年5月4日 13時) (レス) id: cf31976c12 (このIDを非表示/違反報告)
リルヤ - この小説面白いです！！主人公ちゃんの性格が可愛いですね！！(*´ω｀)更新頑張って下さい！！応援してます！！ (2018年2月27日 18時) (レス) id: a71a5af7c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜狐
| 作成日時：2017年12月17日 22時
