20話 ページ22
太宰side
Aちゃんの過去(流れのみ)を聞いたが私の想像をはるかに超えとても暗く悲しい過去だった…
太｢乱歩さん…｣
乱｢言っただろう…覚悟をしとけって……多分あれで全部じゃない｣
それは私も気づいた…彼女はまだ私達に全てを話したわけではない
太｢実験施設から逃げ出して師匠さんに会うまでの空白の三年……ですよね｣
乱｢そういう事……まぁ危険な子ではないから大丈夫だよ♪｣
太｢ですね^^｣
乱歩さんと話をしていると本人がこちらにやって来た
どうやら与謝野先生と国木田君からは解放されたようだ
『えっと……質問の答えになっていましたか？』
太｢十分なったよ…ごめんね…無神経に聞いてしまって｣
『いえいえ！別に構いませんよ。過去があっての今の私があるので』
本当に強い子だ…
与｢で、どうするんだい？彼女の今後は｣
太｢その事なんだけど……やっぱり武装探偵社においでよAちゃん｣
『え…でもご迷惑では？自分で言うのはなんですけどかなりの自由人ですよ？放浪癖もありますし』
国｢構わん…どこぞの自 殺マニアよりはマシだ｣
ちょっとどういうことだい？
乱｢僕は賛成だけどね〜｣
『……それなら…入社…してみたいです』
太｢決まりだね｣
まだ彼女の異能力について聞いてないけど…また今度でいいかな
与｢探偵社は既に変人ぞろいだからねぇ…気にすることないよ｣
『はい！与謝野さん！』
与｢そんなに固くならなくていいよ。気軽に呼びな｣
乱｢僕も気軽に呼んで〜｣
『じゃあ…晶先生と…乱歩さん？』
多分それだと乱歩さんは満足しないだろうね
乱｢それじゃダメ！！もっと気軽に！！｣
『…えっと…乱歩兄？』ｺﾃﾝ
首コテンって可愛いｯ！！
乱｢合格！！｣ｷﾞｭｯ
太｢いいなぁ…私も治兄って呼ばれたい！！｣
乱歩さんだけずるいよ！！
国｢貴様が兄など世界がひっくり返っても有り得んな｣
太｢酷いｯ！！｣
〜オマケ〜
太｢因みに師匠さんの修行ってどういう感じだったの？｣
『((((;ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ』
(((いったい何があった！？)))
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音奏 - 太宰さんの娘の方も見ています。続き頑張ってください。 (2019年3月27日 11時) (
レス) id: 0e776977f0 (このIDを非表示/違反報告)
ジクロル - 面白い小説ありがとうございます！主人公ちゃんのテンションがすごく好きです！これからも更新頑張ってくださいね！ (2018年5月4日 13時) (レス) id: cf31976c12 (このIDを非表示/違反報告)
リルヤ - この小説面白いです！！主人公ちゃんの性格が可愛いですね！！(*´ω｀)更新頑張って下さい！！応援してます！！ (2018年2月27日 18時) (レス) id: a71a5af7c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜狐
| 作成日時：2017年12月17日 22時
