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拾弐 ページ14

無「大丈夫!?月稀乃!」

無一郎は男達に向けていた冷たい目から一変し、心配する様な瞳で私をみた。

『う、うん。大丈夫。』

私は恐怖から解放された安心感から地べたに座り込んでしまった

無「嘘、全然大丈夫じゃなでしょ。ごめんね。俺がもっと早く帰ってきてたら良かったのに」

そう言いながら無一郎は私を抱き締めてくれた。
とても暖かくて、安心する。
少し、涙が出てしまった。

『怖かった……けど、無一郎が助けてくれたから。ありがとう。』

無「ねぇ、手首。どうしたの?見せて」

無一郎に言われるがまま手首を見せると痣が出来ていた。
……まぁ、あんなに強く掴まれたら出来るか。

無「チッ、月稀乃の前じゃなかったら切り刻んでたのに」ボソッ

『大丈夫だよ、無一郎。余り痛くないし、薬塗っとけば治るよ。』

今、私は黒の無一郎を見てしまった……

『そう言えば、無一郎。その手に持っている袋は?』

無「あぁ、忘れてた。はいこれ、あげる」

そう言って渡されたのは私が見ていた羽織だった。

『え!どうしてこれを……』

無「月稀乃が見てたから、欲しいのかなと思って買ってきた。要らなかった?」

『いいえ!嬉しい!ありがとう!』

これからずっと着ていこう。

無「じゃあ、甘味食べて帰ろう。」

『うん!……あ、そうだ無一郎!』

無「どうしたの?」

『助けてくれてありがとう!かっこよかったよ!』

無「……ああ!もう!心配したんだから!次からは気をつけてよね!!」(恥ずかしい)

『はい!』


後日、無一郎からこの話を聞いた蝶屋敷の皆さん。

し「時透さん、そのお方達のお顔覚えていますか?」ニコニコ

カ「……スッ」

し「優しい毒で苦しませてあげましょう。」

カ「……切り刻もう……」

セコムと化した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
終わったね!長かった!
無一郎は刀を持っていなかったから手刀だったけど、持っていたらどうなったいたのかな……
月稀乃ちゃんが気絶でもしていたら、手刀じゃ済まなかった……:( ;´꒳`;):恐ろし
蝶屋敷の皆さんにはセコムになって欲しかったのです。主にしのぶさん。
無一郎はとっくにセコム第1号ですね。
次は冨岡さんにでも行こうかな?

拾参→←拾壱



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レイ - 面白いです!大正とキメ学が両方あるの良いですね!更新楽しみにしてます!! (2019年11月28日 18時) (レス) id: 906bb64cc1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霊来 | 作成日時:2019年10月20日 17時

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