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拾壱 ページ13

今日は無一郎が非番なので、一緒に町へ来ております!

『無一郎とこうして町へ来るの、久しぶりかも!』

無「そうだっけ?」

無一郎は覚えてないかもだけど、私はしっかり覚えてる。

『うん。無一郎が隊服以外を着ているの久しぶりだよ?』

無一郎は今、何時もの隊服を脱ぎ、袴を着ており、髪を結っている。
無一郎は可愛いし、かっこいいからどんな髪型でも似合うと思う。
それにしても、

『寒いね、無一郎』

無「そうかな?」

『うん。無一郎は寒くないの?』

無「あんまり」

『私が寒がりなだけ?』

うーん、私寒がりなのかな?

『無一郎は隊服の時は羽織着てないけどどうして?』

無「分からない。邪魔だから?月稀乃こそどうして?」

『私は買ってないの。昔の奴は捨てたし。』

あ、そこにある羽織の柄、結構すきかも。

無「ふーん、そう。」

『あ、無一郎。簪買いたいんだけど、入っていい?』

無「いいよ。あ、俺買うものあるから、ちょっと行ってくる。このお金で買って。絶対ここから離れないで。」

『分かった。』

お金、こんなに要らないんだけどな……



よし、買い終わった。
ずっとお店に居たら迷惑だよね?外で待ってよう。

「お嬢ちゃん、ちょっといいかい?」

『はい、どうしました?』

声を掛けられたので上を見上げると、20代位の男性が4人並んでいた。
……成程。此処は大通りでは無いので人が私しか居ないのですね。

「ちょっと着いてきてもらいたいんだ。俺達、迷子になっちゃって。」

あら、大変。着いていきたいけど、無一郎との約束破ってしまう……

『何処へ行きたいのですか?』

「えっと、駅に行きたいんだ。」

『なら、此処を真っ直ぐ行くと見えると思いますよ?』

「いいから!着いてこい!」

え、この人急に怒りました!

『手首を掴まないで下さい!離してください!痛いです!』

「黙れ!」

口を塞がれたら助けを呼ぶ事が出来ない……。
参ったな……私は生まれつき力が余りない。まず、成人男性4人相手に叶うわけがありません。1人でも無理なのに

怖い……助けて……無一郎……

無「ねぇ、何してるの?」

「何だこのガキ?おい、此奴も連れてけ!売ったら金になるだろう!」

ドスッ、ドスッ

無一郎に3人の男が向かっていくが無一郎が男3人にむかって慈悲の無い手刀をかまし、気絶させる

無「次は君の番だね?」

瞬殺であった。

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レイ - 面白いです!大正とキメ学が両方あるの良いですね!更新楽しみにしてます!! (2019年11月28日 18時) (レス) id: 906bb64cc1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霊来 | 作成日時:2019年10月20日 17時

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