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『ごめん京子、花。私今日委員会あるから先に帰っといてくれる?』
「人気者は大変だね〜」
「明日は一緒に帰ろ?」
『うん!』
申し訳ないが明日は何とか一緒に帰りたいな
「おまたせ桜!」
『…持田センパイ。まだ時間はまだだったと思ったのですがお待たせしましたか?すみません』
「いや、早く会いたいなって」
『……そーですか』
え、気持ち悪い。私付き合っても無いのに
『委員会のお話ですよね。手早く終わらせましょう』
「じゃあね。桜」
「桜ちゃん!また明日ね!」
「…で、そこでオレは敵の面を」
(自慢話ばっか…早く離れたいのに)
教室で話せばいいのに何故か帰りながらになって、私の家を知られたくなくて適当に歩いているのだが、なかなかに執拗い
『あの、そろそろ…!』
「おっ、偶然発見!!」
上からパンツ一丁の沢田くんが降ってきた
「胡蝶桜!オレと付き合って下さい!」
『…』
無言で沢田くんを蹴り飛ばしてしまった
『あっ、』
「てんめぇ!」
蹴り飛ばした方向に持田センパイが居てボコボコにされている
『…明日謝ろう』
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作者名:霊来 | 作成日時:2021年3月27日 22時