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弐拾捌 ページ35

「ダメだ、今日1秒も椿に触れてない。もう無理」

椿の箪笥から取ってきたシャツを嗅ぐ

めっちゃいい匂いすんだけど…勃ちそう

「キモイから話しかけたくないけどめっちゃ暇だから聞くわ。五条は椿と何時であったんだ?」

硝子に聞かれ傑も興味を持っている

「あぁ?なんで俺と椿の事話さなきゃなんねーの」

「いいから話せや」

「……10年前の4月、親に連れてかれたんだよ」


「悟。着いてきなさい」

「は?行かねぇ」

「これはあなたの将来にもかかってくることです。着いてきなさい」

無理やり親に連れてかれたのは俺んとこより小さい屋敷

その中の奴と適当に挨拶して、外に出とけって言われたから適当に徘徊してた時に庭に居たのが椿だった

間違えて地に降り立った女神みたいに綺麗だった

話しかけて、名前を聞けただけで俺はもう嬉しかった

今も女神な椿は小さい時も女神だった


その後家に帰ったら俺と椿は許嫁になったから大人になったら結婚しろって勝手に決められた

椿と結婚できるのは嬉しかったけどなんか違ぇなってなって

なんつーか、椿の意思で俺と結婚したいって思って欲しいって思った

だから俺は許嫁の事は忘れろって言ったし、絶対惚れさせてやるって思った

けど椿は確かに慣れてはくれたけど惚れねぇで逆に俺が溺れまくった

椿に近寄るクソ野郎は全員釘さしたし、毎回学校まで迎えに行ったりして牽制してたらこうなってた


「…って訳」

「お前椿と許嫁だったんだ?」

「信じられないね…」

「は?巫山戯んなよどっからどう見てもラブラブのカップルだろ??」

「いや、片思いの拗らせ野郎だな」

「今そうやってシャツ嗅いでるの相当ヤバいからね悟」

「もう夢の中ではやること全部やってんだよ。もういいだろ」

「いや良くないだろ」

「私五条はプレイボーイかと思ってたわ」

ワンナイトとかめっちゃしてそーとか硝子が吐かす

「はぁ?なんであんなキモイ豚としなきゃなんねぇの?俺もう椿以外で抜けねぇし正直昔は椿以外頭入ってなかったから他の奴ら覚えてねぇ」

書き初めも椿の名前書いたし課題で椿の肖像画描いたし好きな人聞かれたら椿って答えたりした

「そりゃお前あの京都の子が可哀想になってくるわ」

「確かに勘違いするかもね」

「誰だよ京都の子って」

「お前ら、今から外で訓練だから早く着替えろ」

「せんせー、今日寒いから無理でーす」

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設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦   
作品ジャンル:恋愛
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あんず(プロフ) - 更新ありがとうございます!!楽しみにしてました。これからも応援してます! (2021年3月30日 23時) (レス) id: f3f41a7a80 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 霊来さん初めまして、続きが楽しみにしてます。応援してます。 (2021年1月27日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく好きです!!今後の展開が楽しみです(^^)更新頑張ってください!応援してます。 (2020年11月14日 23時) (レス) id: b4b2a74632 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霊来 | 作成日時:2020年10月3日 22時

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