拾仇 ページ21
京都に着くと柚が手筈通り待っていた
「お待ちしておりましたお嬢様、硝子さん、傑さん。こちらへ」
「まって俺は！？」
「どこ行くの？」
『京都観光するのは着物を着るのでしょう？本にそう載っていたもの』
車に乗ると気がつくと横に悟が居た
「んふ、椿に冷たくされるのもイイネ。興奮する」
『ちょっと！触んな』
さりげなく横に座り腕を絡めてくるこいつを蹴り飛ばす
「痛そうだね。悟」
「照れてる椿も可愛いね。これは愛のムチだよ」
『死ねばいいのに』
十数分程移動すると一ノ瀬家の所有する屋敷につく
『ここで着替えるわよ。硝子に着て欲しいのがあるの。傑は柚について行って』
「わかったよ」
硝子を連れて部屋に入る
「うお、めっちゃあんね」
『そうかしら？これ、硝子に似合うと思って買ったの』
「おぉ、こんなの私に似合うかな、じゃあ椿のは私が決めてもいいか？」
『え、ええ。いいわよ』
お互いに決めた着物を着て外に出ると傑と悟が待っていた
『どうして悟も着てんのよ』
「俺が着る着物は傑よりもかっこいいだろ！！」
「すげぇな傑。いつもの1.5倍位はかっこよくない」
「褒め言葉として受け取っとくね」
なんというのか…私の着ている着物は硝子の趣味で黒だし、皆も暗めだから極道感が…
『…まぁいいわ。さて、出かけましょう硝子。傑はそこのクズと一緒に居なさい？6時にこの旅館に来てくれればいいから』
じゃあねと一言いい硝子と外へ出る
「グッバイクズ共」
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あんず(プロフ) - 更新ありがとうございます!!楽しみにしてました。これからも応援してます！ (2021年3月30日 23時) (
レス) id: f3f41a7a80 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 霊来さん初めまして、続きが楽しみにしてます。応援してます。 (2021年1月27日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
苺 - すごく好きです！！今後の展開が楽しみです(^^)更新頑張ってください！応援してます。 (2020年11月14日 23時) (レス) id: b4b2a74632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霊来 | 作成日時：2020年10月3日 22時
