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お誕生日 ページ16

「お誕生日おめでとうございます!悟様」

呪術界の色んなヤツらが集まり、俺の生誕を祝う今日

ケバケバな化粧して、くっせー香水つけて、胸元見せびらかして、きめーんだよクソが

逃げ出してぇけど逃げ出すとババアがうるせえし

「あー、これが椿だったらなぁ」

傑や硝子にはおめでとうと淡白に言われただけ

椿には会えもしていない

(椿不足で死にそう)

「ねぇ悟様、私の話聞いてる?」

「あー、うん」

1ミリも聞いていなかったが腕を絡めてくるこいつが鬱陶しいのだけは理解出来る

(術式で消し飛ばしていいかな?)

腕を振り払い睨みつけると悲鳴をあげて逃げていく

食うことに集中していると襖が開かれる

『あら、遅れてしまい申し訳ございません』

「椿!!」

元からの美白と顔の良さを生かした薄化粧

香水をつけまくることなくふんわりと香るいい匂い

凛と響く聞きやすく美しい声

濃い赤に蝶が刺繍された美しい着物を着た椿がそこに立っていた

昨日と今日会えていなかったので椿に飛びつくとひらりと避けられたがすぐさま切り返し抱きつく

(あ〜いい匂い、抱きついたら柔らかいし高さも丁度いい。というか椿細くね?)

「俺椿と部屋行くから。誰も通すな」

椿を姫抱きにして歩く

『え、ちょっと、馬鹿馬鹿!挨拶も何もしてないのだけれど!』

挨拶をしにここに来たのにともがく椿を抑えながら部屋に辿り着く

部屋に着くとそっと降ろし肩を掴む

「何か言うことは?」

『何?こっちのセリフなんだけど』

「今日何の日か知らないの!?」

『……あーもー!分かったわよ!おめでとう』

「……」

ずっと待ち望んでいた言葉を聞けた嬉しさで天を仰ぐ

『ねぇ、もう戻っていいかしら?』

「どうせ柚がいんだろ。プレゼントは椿って事でいい?まぁ元から俺のなんだけど」

『巫山戯ないで。貴方にあげるプレゼントなんてないわ』

結局ギューッと一方的に抱きしめるだけで誕生日は終わってしまったが、今までで1番誕生日なんだと思えた

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五条さんお誕生日おめでとうございます。遅れてごめんなさい

とび森のデータが消えてしまいガン萎えして投稿遅くなってしまいました

すみません。ずっとやってたんです……

データ戻ってこないかなぁ

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設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦   
作品ジャンル:恋愛
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あんず(プロフ) - 更新ありがとうございます!!楽しみにしてました。これからも応援してます! (2021年3月30日 23時) (レス) id: f3f41a7a80 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 霊来さん初めまして、続きが楽しみにしてます。応援してます。 (2021年1月27日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく好きです!!今後の展開が楽しみです(^^)更新頑張ってください!応援してます。 (2020年11月14日 23時) (レス) id: b4b2a74632 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霊来 | 作成日時:2020年10月3日 22時

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