検索窓
今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:95,879 hit

拾肆 ページ15

「あ、椿。下着は買わなくて良いの?」

ほら、あそこと指をさすと怒りを含んだ顔で見てくる椿。そんな顔も可愛い

『はぁ!?貴方と買いに行くわけないでしょ』

「いいじゃん、俺好みの着けてよ〜」

やるときそっちの方がやる気出る

『巫山戯ないで』

「もしかしてサイズ知られるの嫌?大丈夫、椿のサイズは全て把握してるから」

胸はE寄りのD、ウエストは60、ヒップは83
このサイズは命懸けで手に入れた情報

「あ、じゃあ椿ホテルにいっ……」

ホテルに行こうと言おうとすると椿の華麗な膝蹴りが急所に当たる

『……きも』

「蔑む顔も可愛いね椿」

少し距離を離され、蹴られたところがまだ痛いが気にせず近づき椿に着いていく

『もう帰るわ』

「え、もう帰んの?もっと買お」

せっかく椿に俺好みの服を来て貰えるチャンスなのに

『もう何着買ってると思ってるの?余り急に買いすぎても片付けるのが面倒臭いもの』

どうせ一回着て使い捨てとかにしそうだなとか思いながらも椿がもう飽きてきた顔をしてるから諦める

「ちぇ〜、じゃあ椿。映画でも見る?」

映画という言葉に反応したのかピクっと肩が動く

『映画ね……私、見た事ないの』

「え、無いの?」

『無いけど……何?おかしい?』

「いや、全然可笑しくない。寧ろ椿の初めての映画が俺と一緒だって思うとくそ嬉しい」

椿の初めてはどんなものでも全て奪いたい。奪ったやつは殺す

『…で、何見るの?』

「え〜椿、ホラーとか大丈夫?」

よく見る彼女がビビってるのを守る彼氏的なのをしたい
あわよくば怖がる椿が見たい

『見た事ないから分からないわよ?』

「じゃあ行こうぜ〜」

最近ちょーぜつこえーって噂の映画のチケットを買う

『映画ってこんなところで見るの?』

「そうそう」

キョロキョロと辺りを見ている姿がちょー可愛い

無理、俺映画じゃなくて椿ずっと見てよ

映画が始まったにも関わらず椿をガン見しているとこっちをむく

『映画見なさいよ』

「椿が可愛いから無理〜」

驚かせてくる場面などでビクッと肩を震わせている椿を見て、俺は思考力がゼロになる

(は?何かわよ)


「椿お化け怖いの?」

映画を見終わり椿に聞く

『…呪霊とは違って対処出来ないじゃない。呪霊なら殴ればいいけどお化けは殴れないのでしょ?お祓いとか知らないもの』

悪い?と睨んできても全く怖くない。寧ろご褒美

映画?あー、うん。怖かった

お誕生日→←拾参



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (101 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
317人がお気に入り
設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あんず(プロフ) - 更新ありがとうございます!!楽しみにしてました。これからも応援してます! (2021年3月30日 23時) (レス) id: f3f41a7a80 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 霊来さん初めまして、続きが楽しみにしてます。応援してます。 (2021年1月27日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく好きです!!今後の展開が楽しみです(^^)更新頑張ってください!応援してます。 (2020年11月14日 23時) (レス) id: b4b2a74632 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:霊来 | 作成日時:2020年10月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。