405号車の女警察官 2

10話 ページ11

貴「東京出ますね」


伊吹「え？超えたらダメなの？」


…疲れるから突っ込むのはやめよう←


志摩「 " 機捜404から1機捜本部、国道15号で神奈川に入る、捜査共助回路の報告と通信情報部への広域通信リンク入れを願いたい " 」



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＿＿No side＿＿


九重「志摩さんがどうして伊吹さんの暴走に付き合うのか、理解できません


　 優秀だったって話ですけど…」


401である2人は桔梗に言われ、犯人に拉致されている田辺夫妻の家を訪ねていた


道中、九重は昔 " 優秀だった " 志摩が伊吹の暴走について行くのが理解できないと班長である陣場に言う


陣場「優秀 " だった " ？」


九重「失敗したんですよね？捜査一課で。それで飛ばされた


　 私だって来る前に情報収集くらいしましたよ」


陣場「失敗の内容は？聞いたのか？」


そう聞かれ、九重は少し言葉に詰まりながらも自分で調べ、耳にした話の結果を口にした


九重「志摩は………相棒を殺した」


それはとても驚く内容だった


陣場は詳細を知っているのか黙っている


しかし、九重は続けてこう言った


九重「でも、一条さんが以前どこの部署にいたのかは分かりませんでした」


一条が以前いた部署が分からず、何も分からない状態だった


調べても情報が出て来なかったのだ


陣場「俺も、嬢ちゃんと会うのはここに来てからが初めてだからなぁ…


　 桔梗は結構前から知り合いだって言ってたが、詳しくは知らん」


陣場も知らないらしいが、機捜の隊長である桔梗は一条と昔からの仲らしい


しかし隊長である桔梗は忙しい


今度時間がある際に一条本人に聞こうと考えつつ、九重はこう言った


九重「優秀だと言う事は前回の事件の時によく分かりました」


陣場「…そうだな」

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