1話 ページ2
伊吹「えー、機捜404から1機捜本部、担当区の密行終了、分駐所に戻りました、どうぞ」
" 1機捜本部 了解 "
志摩「よし…」
今日も密行が終わり、分駐所に戻ってきた私たちは本部に無線で密行が終わったことを知らせ、車から降りようと身支度をする
伊吹「あ、大事なこと思い出した」
志摩「あ？」
横で志摩さんと伊吹さんが話し始めたが、私は関係ないだろうと黙々と車を降りる準備を進めた
伊吹「ここんとこさぁ、毎晩寝る前、あれを志摩に言っておかないと〜って思ってたんだよねぇ」
志摩「毎晩思いながらも忘れるってことは、たいした事じゃないんじゃないの？」
伊吹「毎晩思い浮かべるんだぞ、毎晩寝る前、この顔を…
いやだろ！？Aちゃんみたいなきゅるっとした子の顔を思い浮かべながら寝たいだろ〜？」
貴「…きゅる……？」
私の名前を呼ばれたからつい手を止めて反応してしまった……
志摩「まずそのきゅるがよく分からない…
あと一条は反応しなくていい」
志摩さんには無視していいと言われたけど、伊吹さんの言う " きゅる " がなんなのか地味に気になる
伊吹「いや、例えばほら…」
志摩「だからそういう風に話が脱線するから、言い忘れるんじゃないの？」
伊吹「あ！あっぶね…」
…やっぱ先に戻ろう←
志摩「…で？何？」
伊吹「謝ってもらってない」
志摩「は？」
伊吹「俺を殴ったよな？ …暴行傷害
はぁぁ…痛かったなぁ……食いもんが染みてメシも食えない3キロは痩せた」
さっき普通につけ麺食べてたような…？
志摩「さっきめちゃくちゃつけ麺食ってた…」
志摩さんも同じことを思ったらしい
小声ではあるが私が思った事と同じことを言っている
伊吹「ごめんなさいは？
殴ってごめんなさい、セイ！」
志摩「あ、俺も言い忘れた事がある」
…地味に話逸らしたなぁ
伊吹「ん？」
伊吹さんは気付いてないんだよなぁ…
志摩「俺たちはどうしてこんな車に乗ってるんだ…」
貴「……私も、なんで404と一緒に密行してるんですか」
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ちゅん(プロフ) - はじめまして！作品読ませていただきました。すっごく面白かったです！続きはもう書かれないんですか？？更新楽しみに待ってます！ (2022年1月1日 18時) (
レス) @page11 id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
蒼華(プロフ) - ぽんさん» 教えて下さりありがとうございます！！これからは気をつけます！ (2020年10月7日 20時) (レス) id: 0d33117d3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼華 | 作成日時：2020年10月7日 16時
