【SERVAMP】アイドルに囲まれて

42.いつもの事 ページ44

すると楽屋に露木さんがやって来た。


『あっ…露木さん！』


露「Aさん、どうかしましたか…？」


『つ、椿カンパニーの…』


露「…ああ、そのことですか。
そう来ると思って、今回のプログラムを変更してあります」


よ、予知能力凄すぎる…


『あの…これはいつもの事なんですか…？』


露「ええ。
あの人達が乗り込んで来ることは珍しいことではないですよ」


なんだ、椿達が乗り込むのはいつものこと…なんだ。


これは良いのか、悪いのか…私にはわからなかった。


露「さて、そろそろ時間ですね。
スタジオに行きましょうか」


私達はスタジオに向かった。


ベ「あ、やっと来たァ」


椿「もう、僕待ちくたびれちゃったよ〜」


真「つ、椿…」


ク「向き合えねー…」


リ「おい、狐さんになれ！」


ヒュ「やれやれ…また騒がしくなるのう」


国「全く…こっちも良い迷惑だよ」


ジェ「……」


露「では、撮影を始めましょう」


こうして撮影が始まった。


まずは真昼君とクロの料理コーナーからだった。


私は二人にエプロンを渡した。


『はい、二人のエプロン』


真「ありがとな、A」


ク「めんどくせー…」


真「ほらっ、お前もさっさと着ろ！」


そう言って真昼君はクロのエプロンを着せてあげていた。


ホントにお母さんだな、真昼君…

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