【SERVAMP】アイドルに囲まれて

41.乗り込み ページ43

そして私は憂鬱組をスタジオに案内した。


シャ「若、お着物にホコリが付いております。
私が取りましょう」


椿「ああ、ありがとうシャム。
ねえA、兄さん達はまだなの？」


『兄さん…？』


椿「うん、怠惰や強欲の兄さん♪
僕は8番目のサーヴァンプなんだ」


『椿もサーヴァンプ…なの？』


椿「そう、憂鬱の真祖だよ。
そして通り名は″フーイズカミング″」


『そ、そうなんだ…
あっ！私楽屋に戻らないと…』


私は慌てて楽屋に戻った。


いきなり椿カンパニーの皆が来ちゃったけど…果たして大丈夫なのか。


とにかく露木さんに知らせないと。


『…つ、露木さん！』


皆は驚いた様子で私を見た。


真「A？
そんなに慌ててどうしたんだ？」


ク「…嫌な予感がする」


『露木さん、居る…？』


吊「修ちゃんならまだ来てないよ〜？
多分仕事部屋に居るんじゃない？」


弓「何があったんだよ？」


『じ、実は…スタジオに…椿カンパニーの人達が…』


園「…なんだ、またあいつらか！」


ロ「ちょ、まさか今度はこのあとのバラエティーに乗り込みに来たんスか…？」


リリ「これで何回目ですかね〜」


『何回もこういうことあったの…？』


私は更に驚いて一瞬言葉を失った。

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