【SERVAMP】アイドルに囲まれて

34.お疲れ様です ページ36

こうして…


夕方までダンスの練習を続け、ほぼ完璧に仕上げた。


皆はヘトヘトだ。


私もどっと疲れを感じた。


露「…これで、今日の練習を終わります。
皆さん、かなりの体力を使ったので…ゆっくり体を休めてください」


露木さんも疲れの色が見えていた。


皆は楽屋に戻って着替えて、帰る支度をしていた。


私は露木さんにコーヒーを渡した。


『露木さん、お疲れ様です…！』


露「お疲れ様です…ありがとうございます」


彼はコーヒーを受け取って口に運んだ。


『えっと、明日はオフ…でしたよね？』


露「はい。
今日は久しぶりに全員揃って、しかも今までずっと練習しましたから…」


『…ダンスの練習ってかなりハードですね』


露「…そうですね。
俺も一番キツいと思っています…」


『でも、露木さんはすごいです。
皆のことをまとめて、指示して…』


露「俺は…そう言われるほどではないです。
…でも、皆さんの為に精一杯やってるつもりですよ」


『そうですよね…私ももっと頑張らないとですね…』


露「貴方は頑張り屋なんですね。
昨日、今日と見ていて…誰よりも働いていました」


『…っ！
そ、そうですか…？』


露「俺もAさんを見習わないといけませんね。
さあ、そろそろ帰りましょう」


『…はい！』


私は露木さんの言葉に嬉しいと感じながら、練習室を出た。

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