【SERVAMP】アイドルに囲まれて

1.帰り道で ページ3

「じゃあね〜A」


『うんっまたね〜』


私は友達と別れて、バスに乗り込んだ。


私は高校から家までかなり距離があるため、バスを利用している。


今日はノートとペンを買おうと、店の近くでバスを降りた。


『あ、このペン可愛い！』


それは黒猫の飾りが付いたボールペンだった。


『よし、これにしよう！
あとは…ノートを買って…』


こうして買い物を終えて、家近くまでのバスに乗ろうとバス停に立った。


私はふと近くの掲示板を見た。


この掲示板には店のお得情報だったり、近所のイベントについてだったり…色々なチラシが貼ってある。


『ここの本屋さん、新刊入るんだ〜アイドルの情報誌も出るかな…』


私はアイドルが好きだ。


ステージに立ってパフォーマンスしているのを見ていると、本当に感動する。


私は男女関係無く、アイドルに関する情報にはためらいなくチェックするほどである。


コンサートやライブ、イベントも行けるものには行っておきたい。


『お小遣いも少なくなってきたし…お金貯めなきゃなぁ〜
バイトした方が良いよね…』


そんなことを考えてきた時だった。


1つの貼り紙が目に入ってきた。


『ストライク・エージェンシー

マネージャーを募集しています。

年齢は問いません。

少しでも興味のある方は是非こちらに電話を…』


…などと書かれてある。


『…何だろう、これ…』

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