【SERVAMP】恋愛短編集〜second〜

51.ハイド［Fire◎Flower］(リク) ページ3

ハイドside

『ハイド〜まだ？』

「もう少しッスよ〜」

俺はAとこれから花火を見に行く。

いわゆる…デートだ。

俺は浴衣を着て準備をしていた。

「お待たせッス！A！」

『ハイド似合ってる♪かっこいいよ！』

「そ、そうッスか…？ありがとうッス//
ほ、ほら！行くッスよ！」

『うん♪』

俺はAと手を繋いだ。

俺はAが大好きだ。

この導火線は誰にも止められない。

この街に来てから、君と出会った。

話しているうちに、いつしか好きになっていった。

そして今、俺達は付き合っている。

素直になれなくて、好きにならなきゃ良かった…と言ってしまったこともあった。

だって俺とAは生まれも、育ちもバラバラ。

姿や形、そして男と女…

それでも心を一つに出来たなら…

『ハイド！もう少しで大きい花火来るよ！』

「…A…俺、Aと出会えて幸せッスよ//」

『…わ、私もすごく幸せだよ…//』

「だからその…いつか俺、大きな花火を咲かせたいんスよ。
その時まで…待っててくれるッスか…？」

『…！もちろんだよ！私はずっと待ってるから♪』

「A…最初から君を好きでいられて良かったッス…//」

そして俺はAの唇に口付けた…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「Fire◎Flower」でした！

52.吊戯［繰り返し一粒］(リク)→←50.ハイド［ロスタイムメモリー］(リク)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す