沈んだ心の色は【MIU404】 (ページ9)

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7-9:出前太郎ページ9

〈警視庁から各局ハサミを持った男が商店街を逃走中！刑事を名乗る男が追跡中との情報〉

私達は急いで車に乗り出発する

志摩「あ、メロンパン」

伊吹「え？」

志摩「さっき再注文してここに持ってきてって言ってたんだ」

伊吹「志摩ちゃん…？」

『待ってる時間は無い、行くよ』

伊吹「うん！その通り！俺達は行く！太郎！ごめん！」

____________

通報場所の商店街に向かうと陣馬さんが倒れていた

『陣馬さん！大丈夫ですか！？』

伊吹「陣馬さん！」

陣馬「大熊！」

志摩「大熊！？」

陣馬さんを乗せて進めば大熊を発見したものの角を曲がると見失ってしまった

陣馬「大熊どこだー!!」

伊吹「大熊ぁ!!!!」

志摩「2人いるとうるさい！」

そうしてぐるぐる探していると出前太郎の人が倒れていた

伊吹「しっかりしろ！太郎！」

「…太郎じゃないです…」

そうして大熊は出前太郎に紛れていると分かり探すも

「今送料無料キャンペーンでここら辺で200人は走ってます」

陣馬「そういえば前赤かったよな？」

伊吹「ダサいのね」

志摩「コスモデリバリー」

伊吹「あーダサいのね」

「それうちの前身です、4月にリニューアルしたんです。あ、でも本部がケチでリバーシブルのジャンパーの背中に送られてきた出前太郎のワッペンを防水接着剤で貼り付けました」

伊吹「あーエコね」

『それだよ!!!!』

そうして糸巻さんから本部に連絡してもらい原因を赤いジャンパーを切るようにしてもらった