沈んだ心の色は【MIU404】 (ページ25)

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8-13:キリシタン狩りページ25

九重「福岡で遠足と言ったら長崎なんですよ。あ、私も行きました」

『長崎なんだ…』

九重「幕府に迫害されたキリシタンの話もよく聞きますよ」

伊吹「あれだ、有名な人…ラーメン野郎、いや、違うラーメン二郎」

志摩「天草四郎」

伊吹「それ！」

九重「その天草四郎が島原の乱を起こす10年くらい前にキリシタン達が殉教した…つまり殺されたんです。色々拷問を受けたんですがその中に手の指を3本切り落とすっていうのもあって"この者は人間にあらず獣である"そんな意味があったと…ま、俗説ですけどね」

『荷札にも"兽"…獣って書かれてましたね』

九重「単独の殺人事件だとしたらどうなるんですか？」

志摩「峯岸って奴が本星の可能性がある。1件目の事件の時14歳だったけどそれも関係無くなる…」

九重「殺害の動機は？」

『貸した車を売られたらしいけど…それだけでここまでするのかどうか…』

九重「他にも何かかある」

その後退勤時間でみんな帰り私と志摩だけになり私も帰ろっと思ったところで

刈谷「ったくなんじゃこの分駐所は!!」

怪獣が入ってきた