沈んだ心の色は【MIU404】 (ページ24)

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8-12:不自然な点ページ24

神倉「前回の殺人と今回の殺人、どちらも両手の指三本が切断されています。ですが中堂は"向きが違う"と」

『向き？』

神倉「切断された向きです」

その後詳しく聞いて私達は桔梗さんに報告へ

志摩「堀内の場合椅子に座った状態で手を固定されて指を切断されたと考えられる」

伊吹「こんな感じ、で」

『ドーンと』

伊吹で実演しながら桔梗さんへ説明する

桔梗「根拠は？」

志摩「堀内の遺体には両腕の手首と肘の内側に表皮の剥離があったんです」

『ですが過去の事件では遺体の背中や手の甲の側に擦り傷があった｡床に仰向けで寝かされた状態で指を切断されたと考えられる』

伊吹「こんな感じ、で」

『ドーンと』

志摩「手口が同じようで、違う」

桔梗「つまり連続殺人ではない」

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陣馬「それで隊長は？」

志摩「マメジに進言しに行きました」

陣馬「でっかいヤマ程捜査報酬が覆らねぇんだよなぁ」

九重「ほい、福岡うどんです」

『おー!いただきます！』

陣馬「え、福岡うどんコシがねぇんだよなぁ」

九重「コシが無いんじゃなくてモチモチしてるんですよ…その差が分からんなら文句言わんでください」

陣馬「ごめんごめん…いただきます」

九重「中の指3本ってキリシタン狩りみたいですね」

『ん？』