8-7:こんにちはガマさん ページ19
伊吹「ガマさーん!お邪魔しまーす」
志摩「お邪魔します」
『お邪魔します!』
家に行くとガマさんといつか聞いた外国人の人が居た
志摩「初めまして、志摩一未と申します」
『藤尾伊央です』
蒲郡「お茶入れよう!」
志摩「自分がやります」
蒲郡「え？」
志摩「足、大丈夫ですか？あれ」
視線の先はシルバーカー
蒲郡「あぁあれは家内の!半年経つのに捨てられなくて!」
部屋には奥さんと思われる人の仏壇が
「ガマさん、アリガトウ!」
蒲郡「家族にもよろしくな!これ、ニャットちゃんにも!」
「いつか、アソビに来てね」
蒲郡「うん!」
伊吹「ばいばーい!!ベトナム帰るんだって、借金と＋α返して向こうで待たせてる彼女とけっこーん!」
志摩「へぇ良かったな」
伊吹「沖縄のマイちゃん元気かなぁ〜」
ガマさんはお茶を持ってきてくれて伊吹さんがみんな分注ぐ
志摩「市のボランティアなんですよね？」
蒲郡「あぁ」
志摩「他にまた誰か担当するんですか？」
蒲郡「いや、一旦辞めようかと思ってる」
伊吹「え？やめるの？」
蒲郡「サビだらけで悲鳴あげてんだよ…体もココも」
ガマさんが指すのは頭
伊吹「いやいやまだまだ若いでしょ〜!!」
そうしてお茶を飲んでいると
蒲郡「霧がかかったようにボンヤリするんだ…もうずっと麗子の笑った顔が思い出せない……あ、何を聞きに来たんだっけ？」
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作者名：翠春 | 作成日時：2024年3月2日 17時
