沈んだ心の色は【MIU404】

8-4:感じ悪い ページ16

刈谷「あ、お前この前刑事局長の息子と来た」



伊吹「どうも〜機捜の伊吹でーす、志摩と伊央ちゃんの相棒の」


刈谷「相棒？」





志摩「お久しぶりです」





刈谷「とっくのとうにクビになったと思ってたよ!!」




伊吹「あのなぁ香坂の件は勘違いなんだよ」




志摩「いいよ、話すな、いいよ…」



すると刈谷さんは私の方を向いて


刈谷「藤尾か」



『お久しぶりです刈谷さん』



刈谷「はっ!順調か？」



『えぇ、お陰様で』



伊吹「え？何が？」


田島「刈谷さん」



伊吹「え？ねぇ何が？伊央ちゃん？」



『気にしないで』


刈谷「おう、お前らの相手をしてる時間はねぇんだよ。」



そう言って刈谷さんは大声を出し始めた



刈谷「捜査一課の刈谷だ!!本件はこれより!!捜査一課の担当になる!!」



伊吹「なんであんな声デカいの？」



志摩「全然聞こえてんのにね」

『そうだよね』




刈谷「情報は全て!!機捜ではなく直接俺にあげるように!!」



伊吹「感じ悪っ!!」




志摩「やけに早いな？初動捜査すっ飛ばして」


田島「これは単独の事件じゃない」



伊吹「ん？」



田島「未解決の…連続猟奇殺人だ」

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