8-1:君の笑顔 ページ13
盗聴器が見つかりしばらくして警察が来た
桔梗「土曜の朝、急にお湯が出なくなったんです。今思えばそれ自体…給湯器を何者かに壊されたのかもしれません」
「それで修理業者に依頼した?」
桔梗「はい…日曜に来る予定だったんですけど…待っていても来なくて、手違いがあったと言われました。翌日修理業者から連絡があって"今日なら修理に行ける"と急に言われました。勤務中だったので私は修理に立ち会えなくて」
桔梗さんは状況を説明していってるところに私と志摩は入る
志摩「第4機捜の志摩一未です」
『同じく藤尾伊央です…私達が修理に立ち会いましたが…目を離した時間がありました…5分くらい…その時に仕掛けられたと見て間違いないと思います』
「何も気付かなかったんですか?」
志摩「…はい、気付きませんでした」
伊吹「隊長、ゆたかとハムちゃん…別の場所にやった方がいいんじゃないですか?」
「ホテルを手配します」
桔梗「待って、こんな直ぐにバレる仕掛け…私が誰なのか知ってる人間の仕業とは思えない……狙われたのは私でも警察でもなく……羽野麦」
『そうですね…羽野麦は闇カジノの情報を警察にタレこんだ…その所為で辰井組とエトリという男に追われてます』
桔梗「なので警備の薄い場所には置いておけません」
結局桔梗さん達は官舎に移ることになった
伊吹「うっしゆたか、じゃあ閉めるよー!」
ゆたにサッカーボールを渡しながらドアを閉める伊吹
2人は簡単に荷物をまとめとりあえず出ることになった
伊吹「メロンメロメロメロンパン号!しゅっぱーつ!」
そうして桔梗さん達は家を離れ官舎に移った
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作者名:翠春 | 作成日時:2024年3月2日 17時