7-11:危ない目 ページ11
伊吹「はぁーもっと早く捕まってたらなぁ」
大熊は無事に連行された
陣馬「無茶言うな、完全に閉じちまった人間の手は、掴めねぇんだ…あ、俺の上着しらね?」
『あ!息子さんの食事会は!?』
陣馬「もういいよ」
伊吹「良くない!」
志摩「行きましょう!絶対に行きましょう!」
『早く行ってください!』
志摩「退職後に1人トランクルームに暮らす生活でいいんですか!?」
陣馬「もういいよ…」
伊吹「良くない!!早く!!」
何とか渋る陣馬さんを送りだし私達はトランクルームに戻る
倉田「きんぴら…」
健さんがいなくなったきんぴら
清瀬「うちペット禁止なんだよなぁ…」
伊吹「分駐所で飼う?」
志摩「できるか!」
伊吹「だよね」
スゥ「あ!この人泊めてくれるって!」
モア「うそ!どの人!」
伊吹「なになに?見せて?」
そうして女の子達からスマホを取った伊吹は
伊吹「はいノーセンキュー!二度とメッセージ送ってくんなっとはい!送信!」
スゥ「酷い…」
志摩「暴力を受けたり、性被害にあって欲しくない」
モア「でも中には親切な人も!」
清瀬「君たち、よく考えてご覧そういう男は若い女の子にしかメッセージを送ってこない、倉田さんみたいなおっさんが"泊まるとこありません助けてください"って言っても無視、誰も泊めてくんないよ?」
スゥ「……無視だね」
倉田「…無視……」
伊吹「……」
流れ弾食らった倉田さんを慰める伊吹
志摩「君たちに何かあったら…悲しい」
伊吹「そう、だからほんと…お願い」
清瀬「親がやばいかなんかで家出中なんでしょ?10代の女の子のためのサポートセンターに行きな、私の名刺もなんかあったら連絡して。悪い大人もいるけどちゃんとた大人もいる、諦めないでまずは福祉や公共に頼る…君たちは1人じゃない」
『帰りたくないのは分かるからまずは相談からね?』
スゥ「…はい」
62人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:翠春 | 作成日時:2024年3月2日 17時