田中さんちの息子さん (ページ4)

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『四十一話ですよ!!』ページ4

『電話だ!!』

澤村「出たな恒例行事」

東峰「何かある度電話だね」

『もしもーし？』

翔陽〈あ、もしもし？花陽？〉

『父さん!!』

竜清「まじ？翔陽さん？」

翔陽〈今田中さんが来て内容聞いたら竜清君が穴に吸い込まれたらしいじゃん？〉

『あーー…』

龍さんが大声で狂ってるのが想像出来る

翔陽〈だからもしかして竜清君も過去に来てんじゃないかなって〉

『あー来てるけど？』

翔陽〈お？マジ？じゃあ竜清君の方から田中さん達に電話するように言っといて〉

『はーい』

菅原「今回の電話は落ち着いてたな」

西谷「慣れてきたもんすね」

『てことで竜清』

竜清「へいへい…親父に掛ければいいんでしょ」

『いぇあざっつらいと』

そして竜清がポケットを漁る

竜清「は？あれ？」

後ろのポケットも漁るがスマホは出てこない

『ちょっと〜スマホ無くしたとかやめてよ〜』

竜清「まじそんなんなったら俺も困るわ」

しばらく漁っても何も出てこない

竜清「やっべぇ……割と不味いわ」

『私も龍さんの個人の連絡先は持ってないしな…』

竜清「なんで花陽はスマホ持ってて俺は持ってねぇんだよ…」

『まぁドンマイ』

竜清「腹立つ…」