田中さんちの息子さん (ページ11)

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『四十九話ですよ!!』ページ11

大地〈結花もそっちにいるのは別にいいんだけどな…なんかここまで来ると俺らの子供世代みんなこっち来そうじゃないか？〉

結花「そういえばそうだね」

『え、みんな来たらパーティーしようよ!!』

竜清「バカか今以上に手がかかるわ」

結花「私の花陽に悪口言わないでくれる？」

竜清「話が進まねぇって!!」

大地〈だからこっちでいなくなり次第みんな連絡取ると思うけどやっぱり竜清みたいにスマホを忘れることもあると思う〉

竜清「そうなんだよなぁ現にスマホ無くて困ったし」

大地〈だから何とかそっちで連絡手段とか色々確保して貰えるか？〉

『了解しました!!』

結花「いつ帰れるのやら」

竜清「一生このままだったりして」

結花「笑えない冗談」

竜清「ハイハイスンマセン」

大地〈じゃ、あとはそっちで頼む〉

結花「ばいばーい」

結〈元気でねぇ〜!!〉

結花「そっちもね〜」

そうして恒例行事が終わった

澤村「あ、終わったか？」

結花「……」

澤村「な、なんでしょう…」

竜清「そんな死んだ目で見られたら誰でもビビるわ」

結花「うるさい……この時代の父さん…なんかオトン属性よりもオカン属性だ」

『分かる!!なんかさーむらさんは未来だとすっごいお父さん!!って感じするけどこっちだとお母さん味が強いよね!!』

結花「なんでだろうね」

竜清「そうか？俺はスガさんの方がお母さん味が強いと思うけど」

『感じ方の違いってやつ？』

結花「ま、いいや…これからよろしく､同年代の父さん」

澤村「なんか新鮮だな…よろしくな」

竜清「やっぱ同年代の親父達とか慣れね〜!!」

『しゃーないしゃーない!』