8話 �� 甘いのです。 ページ9
『んっ…ふぅ……んぅ…！』
佑「ん…っ…ぅ」
苦しい。…でも、それと同時に甘い。
それを感じ取ると、ぶわっと何かが溢れ出してきた。
「嬉しい」 「気持ちい」 「もっと」 「好き」
こんな感情…初めてだ。…なんだか、すごくどきどきする。
でも、なんだか怖い。…このままだと、溺れる。
また、変な気分になる…。
『ん…ひ、ひな…も、苦しっ…』
長い長いキスに、苦しくて酸欠になりかけた。
《もういい》と伝えるように、俺はヒナの胸板をトントンと叩いた。
佑「んぅ……もうちょっと…だめ？」
ヒナは、一旦唇を離したものの、物足りないと言わんばかりの顔をしてそう言ってきた。
冗談じゃない。これ以上、こんなことしたら俺が壊れちゃうよ…。
俺がヒナに溺れちゃう。…溺れたその後なんて、知らないけど。
『…続きは、また明日…しよ？』
佑「…わかった。んじゃあ、我慢する。」
ヒナは嬉しそうにそう言った。
「おい。お前ら…場所を弁えろよ…！」
「『え？』」
背後から、いきなりそう声をあげたのはクラスメートの嵐くんだった。
嵐くんは、派手に染めた茶髪をサッとかきあげ、少し照れながらボソリといった。
嵐「…お前ら、やたりイチャイチャしてるけどさ…一応、ここは教室だからな？」
「『あっ…』」
ヒナと俺の声が重なった。
やばい。そーいえばそーだった。…お昼の誘いからこの下に…！
佑「やっべーな…俺も夢中になってて忘れてた…。ほんと、ごめん！」
『い、いや大丈夫。…俺も忘れてたから…！』
…どうしよう。
ヒナに夢中で、すっかり場を忘れてた…！
くっ…今更だが、クラスメートの視線が痛いッ…！！
続く (更新停止中)
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rabbit@死神(プロフ) - 黒狐さん» ありがとうございます！修正します。更新頑張ります(*´∀｀*) (2017年10月7日 22時) (
レス) id: 8bab4445ef (このIDを非表示/違反報告)
黒狐 - ヤンデレだ！＜●＞ω＜●＞ふふふ…最高です。後、1話の夢主君のセリフの所、「ヤンデじゃない」になってますよ。更新頑張って下さいね！ (2017年10月7日 22時) (レス) id: 365976ef0e (このIDを非表示/違反報告)
rabbit@死神 ＊サブ(プロフ) - 朝霧 おちあさん» ありがとうございます！更新頑張ります･:*+.\♪ (2017年9月18日 17時) (レス) id: 8bab4445ef (このIDを非表示/違反報告)
朝霧 おちあ(プロフ) - ヤンデレ最高です!!更新頑張って下さい!! (2017年9月18日 7時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rabbit@死神 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ameyozakura/
作成日時：2017年9月10日 19時
