ヤンデレ？人並み以上に独占欲が強いだけ。【BL】

7話 �� 嫌なんです。 ページ8

『っえ…』





突然の言葉に驚いた。





俺と、付き合う…？…え！？





佑「…っあ、ダメだった…？」





ヒナが少し寂し気な顔をしてこちらを覗いてきた。




すんげー可愛い。





『いや！別に嫌なんじゃないよ？…ただ、驚いただけ。…俺も、ヒナが好き…。付き合いたい。』






うわぁ。真っ向に言うとなんか照れるな〜…





こそばゆいっていうか…なんか、物凄くくすぐったい気持ちになる。





青春だね。うん。






佑「そっか…！それじゃあ、これからは…恋人だね。」





ヒナは頰を緩ませてはにかんだ。





愛おしい。





心の底からそう思った。…ほんとに、好きだなぁ。






『…ねぇ、ヒナ…。』





佑「ん？なぁに？」






ヒナが可愛らしく首をかしげた。





…鳴呼、ヒナに包まれたい。一層の事、ヒナと一身になりたい。…でも、それじゃぁ抱き締められないからやだな。






…でも、ほんとにヒナと、一つになりたい…。…あ、性的な意味じゃなくてね？






『…もう一回、キスしてほしい…』





俺は率直な要望を言った。





ヒナに、もう一度溶かされたい。そんな思いからだ。






すると、ヒナは一瞬顔を赤らめてから、すぐに獣の目つきに変わった。






佑「…いいよ。つーか、俺の気が済むまでずーっとしてやるよ。」






ヒナはそう言うと、俺に乱暴なキスをした。





『んぅ…ん…っ』






少し怖い、けど…






すごく愛おしい。ずっと、このままで……






このまま…時間が止まってほしい。

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