【プロセカ】このステージで輝きを！［2］ (ページ32)

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13話ページ32

ミク「みんな〜☆ミクだよ♪元気にしてたっ？」

寧々「あ、ミク....」

えむ「ミクちゃんっ！こっちに来てくれるの、久しぶりだね〜！」

えむちゃんはミクちゃんの登場に目を輝かせた。

A『にしても今日はどうしたの？ミクちゃんからこっちのセカイにくるなんて珍しいね』

ミク「あのね、今日はみんなにミク達の新しいショーを見て欲しいなって思って☆」

司「新しいショー？今度はどんなのを作ったんだ？」

ミク「とーっても楽しいクリスマスショーだよ！しかも─今回は新しいメンバーも出るのだ〜っ！」

A『新しいメンバーって、KAITOさんやレンくんの他にってこと？』

ミク「そうだよ〜っ！！」

ミクちゃんの言葉にえむちゃんはやった〜！と声をあげた。

えむ「それってだれだれ？」

ミク「ふっふっふー♪それはセカイに来てのお楽しみ♪それじゃ、みんなで一緒にセカイに─」

ミクちゃんがうきうきしながらみんなをセカイへ連れていこうとする。その時寧々が口を開いた。

寧々「...ごめん。わたし、今日はそういう気分になれなくて.....先に帰るね...」

A『あ、寧々....』

寧々は1人で歩いていってしまった。

ミク「あれれ？寧々ちゃん、何かあったの？」

司「ああ、次のショーのことで、行き詰まっていてな─」

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寧々は1人フェニックスワンダーランドを歩いていた。

寧々「昔の歌い方...か...そんなこと言われても、どうすればいいか、わからないよ.......」

櫻子「あら？誰かと思ったら、ワンダーステージの草薙さんじゃない」

寧々「あ、フェニックスステージの青龍院.....さん」

櫻子「そんなしょぼくれた顔をしてどうしたのかしら？私達のショーには勝てないとやっと気づいたの？」

寧々「そんなことっ......そんなこと...」

櫻子「そんな調子じゃ、次のショーは期待できなさそうね。いずれにせよ、このフェニックスワンダーランドで、満足のいかないショーをするのだけはやめて頂戴」

櫻子はそれだけ言うと、寧々に背中を向けて歩いていった。