【プロセカ】このステージで輝きを！［2］ (ページ18)

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17話ページ18

司「あぁ！飛び入りするためには、いろいろと準備をする必要があったからな！ふふふ...学校中にオレの美声を響かせてやるぞ！聞けば冬弥や彰人も歌えるらしいからな、オレのバックコーラスに任命してやったぞ！」

彰人「歌えるらしいって...あのなぁ」

冬弥「司先輩と歌えるなんて、とても嬉しいです」

類「後夜祭のライブか。じゃあ、そろそろ僕の新作装置のお披露目をしようかな」

寧々「どうせまたロクなこと考えてないんでしょ....」

草薙さんの言葉に私はあはは...と苦笑いをした。

A『今日はごめんね、くさ....あぁ...寧々ちゃん。一緒にまわれなくて...』

寧々「...？ふふ。いいよ。私も好きなことたくさんしたし」

A『良かったら後夜祭一緒にどうかな？』

寧々「類や司が危ないことしないように見張る係する。っていう後夜祭でも良ければ私はいいよ」

寧々ちゃんの言葉に私は少し微笑む。

A『もちろんだよ！』

杏「あ！瑞希の分のTシャツも持ってきたよ！もう人も少ないし、すぐ着替えられるよ」

瑞希「...あ」

彰人「にしても、お前のところのTシャツ、まぁまぁダセェな」

杏「はぁ？ちょっと彰人、失礼じゃない？」

瑞希「...ん〜。まぁ、たしかにボクのセンスとも違うかも〜？」

杏「え、瑞希まで！？」

瑞希「ふふ、だからちょっとアレンジさせてよ。着るなら、やっぱりカワイく着たいしね♪」

瑞希はそう言って可愛く笑った。

杏「よーし、じゃあこれ着て、後夜祭盛り上がろ！」

瑞希「(なんだか、不思議な感じだな。ずっと屋上からみんなを見てたボクが、こうしていろんな人と繋がって─)」

司「よーし、それじゃあここにいるみんなで、後夜祭に行くぞ！全員オレに続けー！！」

寧々「うるさ....」

類「フフ、今から装置の準備をすれば、ライブに間に合うかな？」

A『る....類くん.....またなにするつもり...？』

冬弥「そうか...司先輩のバックコーラスか...」

彰人「はぁ....めんどくせぇな...」

瑞希「(こうやって、みんなと騒ぐのも、悪くないなって思えるなんて)....ふふっ！」

杏「ほら、瑞希、行こ！」

瑞希「─うん！今行く！」

瑞希はそう笑って私達の方に走り出した─

KAMIKOU FESTIVAL 【完】