【プロセカ】このステージで輝きを！［2］ (ページ2)

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1話※女主登場しません※ ページ2

瑞希の部屋─
瑞希「んん....ふぁぁー...あれ？今って...8時？いつもより早起きしちゃったなー。昨日は思ったより早く作業が終わって、それで....。あ、そのまま寝落ちしちゃったんだ。って、ほっぺにノートの跡ついてんじゃん！うわー、最悪だー....」

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

瑞希「電話？こんな早くから誰が...って、杏？」

杏「あっ、瑞希？久しぶり！ねぇ、今日って学校来ないの？」

瑞希「学校？え、でも今日って土曜日だよね？」

杏「あー...やっぱり忘れてたか」

瑞希「忘れてたって何？今日なんかあったっけ？」

杏「今日はうちの学校の文化祭だよ！」

瑞希「あー。文化祭か。そういえば、そんなのあったねー」

杏「あはは。もう、瑞希らしいなぁ！クラスの準備は終わっちゃってるからやることないけど、出し物とか模擬店たくさんあるし、顔出してみたら？」

瑞希「あー、それじゃあ僕も.....(あ、でも...)」

─あの子、うわさの子だよね？─

─暁山ってなんでそんな格好してるわけ？─

瑞希「(...また変に注目されていろいろ言われたら面倒だな。せっかく誘ってくれた杏には悪いけど、今日は....)」

杏「あ、今日は仮装してる子もたくさんいるんだよ。2年生は演劇やるところ多いから、その衣装もすごくってさ！よっぽど派手なカッコしてないと、今日の主役になるのは難しいかもね？」

瑞希「...そうなんだ(...杏、ボクに気つかってくれてるな。『今日なら大丈夫だよ』って。それなのにボクがあれこれ引きずるのはちょっとカッコ悪いよね)...そんじゃ！行ってみよっかな！いろんな衣装見られるのもおもしろそうだしね〜♪」

杏「じゃあ決まりね！午前中は店番してるから、教室で待ってるね！」

瑞希「わかった。じゃあ、またあとでねー。ありがと、杏」

瑞希「...文化祭か...ちゃんと行くのは─あの時以来かな.....ってボーっとしてたらお昼になっちゃうよね。早く行く準備しようっと！」