Fischer'sの女の子 (ページ8)

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お風呂の危機(2) ページ8

※シルク視点

「いるよ･･･」

ええ！？

ほんとにいんのかよ！？

シ「マジで？」

「ほ、ほんとだってば」

焦ってるしw

なんか面白いから近づいてやろう。

関西弁の男達はいつの間にか去っていってた

し、混浴なら別にいいよな？

モ「ふふ、俺もついてこーっと」

モトキも悪そうな顔をしてついてくる。

ンダホとマサイは来ないようだ。

「え、まって、こっちきてんの？」

やば、焦ってる焦ってるw

モ「いーじゃん、ここのお湯って白く濁ってるし」

シ「見えねー見えねー」

そこの岩の影にいるのが、波打ってて分かる。

俺らは岩と岩の壁を隔てて会話をする。

「え、え、そこにい･･･」

ちらっと顔を覗かせるA。

バチッと目があった。

「ぎゃあ！いっ」

勢いよく岩の陰に隠れようとしてどっかぶつけ

たみたいだ。

モ「大丈夫？」

モトキがちょっと移動した。

「だ、だだだだ大丈夫！」

動揺しすぎw

まあいじめんのもこれくらいにしてあげよう。

シ「先上がってるから宴会場でな〜」

モ「焦ってる顔見てみたかったけどね」

「〜っ！バカ！」

俺ら2人は男湯まで戻って行く。

いや、今まで女湯にいたんじゃないぞ？

ンダホとマサイは興味津々に俺らのことを見た。

マ「･･･いた？」

シ「可愛かったよ」

ン「はっ！？何したのシル」

モ「いい眺めだったよね。さ、そろそろ上がろっか〜！」

ン「ちょ、ちょっと犯罪じみたことしてないよね！？」

紛らわしいことを言うとンダホとマサイが焦り出す。

あー、面白いw

宴会場に着くと浴衣姿のA。

それからめちゃくちゃ睨まれてます。

「お前･･･抵抗出来ないのにあんなことしやがって･･･！」

ン「あんなことっ！？」

マ「どんなことっ！？」

A、お前もなかなか無意識に勘違わせてるぞ。

風呂上がりで火照っててほっぺた赤い。

それはみんなかもしれないけど、めったに化粧

しないAの白い肌に赤色がついてんの可愛い。

「なに、さっきからジロジロと･･･」

不審そうな顔で俺を見る。

視野が狭いにも程がある。

メンバー全員ジロジロ見てるぞ。

また、目の前に並べられている料理をキラキラ

した目で見るA。

「･･･腹減ったぁ！」

どこぞの海賊王だよ。

ま、そんな無邪気なところは憎めねぇ。

シ「いただきます！！」

「「「「「いただきます！！」」」」」