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旅行1 ページ3

※シルク視点



「おおお!みてみてシルク!」


目の前に並べられた蟹を指さして興奮しているA。


子供みたいにはしゃいでて可愛いい。


シ「ハイハイそんなに興奮しないの」


とはいいつつ俺も多分目ェキラキラしてると思う。


その証拠にモトキがニヤニヤしてるし。


モ「Aー、この蟹さん何ガニでしょーか!」


「ええー?ズワイガニ!」


モ「せーかい、よくわかったね」


「カンだよカン」


ニコニコしながらお箸を掴む。


そして俺の方を、よし、を待つような子犬のように見ていた。


シ「・・・よし、食うか!」


「「「いただきまーす!」」」


俺、モトキ、Aの3人での旅行。


結構楽しくやれてる。


なによりAの寝巻きが可愛いんだよなあ。


「うまい!うまいなこれ!」


歓声を上げながらもぐもぐ食べる。


勢いよく食べているようで1口が小さいのも可愛い。


モ「そうだねこれ美味しい」


感心したように、モトキも食べてる。


俺も二人を見てないで食わねぇと無くなりそう。


シ「・・・うまいなこれ」


「でしょー?」


なんでお前がドヤ顔してるんだよw







お酒も入ってきてテンション上がってきた。


「シールクー!お前ええ・・・」


厄介なのが絡んできた。


お酒弱いくせにビール一本丸々飲みやがって・・・。


シ「めんどくせーよー!ほら、寝ろよ」


「んー!わかった!ねない!これでどうだ!」


モ「どっちだよwwキメ顔やめてww」


トロンと潤っている目を擦るA。


シ「布団んとこいくぞ」


ひょいっとAの身体を持ち上げた。


かるすぎるし、やらけぇ。


「ぁあ・・・?まさかぁお前ヘンタイだな?」


首に手をわしながら言う。


ヘンタイじゃねえし、無自覚に誘ってんのが腹立つ。


少し乱暴に布団に寝かした。


「あっ・・・」


シ「・・・・・・」


頼むから変な声出すな・・・。


「もー、ちゃんと優しくしてよぉ」


上目遣いもやめて。


理性ぶっ飛ぶぞ。


「シルク・・・りょこうさそってくれて、ありがとね・・・おやすみぃ」






反則すぎるし、もう、やばい。








モ「おーいシルクー・・・って、顔赤すぎ。まあ、気持ちは分かるけど・・・飲みなおそっか」





お前は分かってくれて良い奴だよ。


ただ、ちょっと手強そうだけどな。

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作者名:もちもち x他1人 | 作成日時:2018年3月14日 17時

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