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怖いもん1 ページ18

※シルク視点



「っうぁ〜ぅぁぁ・・・」


俺の胸に飛び込んで泣き始めた瞬間。


不覚にも理性が吹っ飛びそうで。


こんなことになったのも全部あいつのせい!



────────────1時間前


「シルクー!今日泊まっていい?」


シ「ぶはっ」


飲んでいたコーラピーチを吹く。


美味かったのに・・・。


シ「今なんつった?」


「え?だーかーら!泊まっていっていいか聞いてるのよー」


こいつ・・・。


ほんと危なすぎ。


・・・まてよ。


こいつがこんなこと言い出す時って・・・。


シ「お前また見たのか、アレ」


そう、アレ。


隣でニコニコしながら話を聞いていたぺけたん


が不思議そうな顔をしていた。


ぺ「アレ・・・って?」


アレはアレだ。


シ「ユーレイ」


「う〜っ!その名を言うなぁ・・・」


もともと俺は霊感が強い方なんだけど。


Aは異常に強い。


そして尋常じゃないほど怖がる。


だからこいつと心霊スポット行ったことない。


ってか本人曰く・・・、


「シルクといたらなんか気待ちいいの!」


らしい。


一見、卑猥に聞こえるが落ち着くらしい。


「くっそぉ・・・お風呂怖い・・・」


シ「入らなきゃいいじゃん」


「そんな事言わないで!女として入りたいよ!」


シ「緊急事態に何言ってんだw」


毎回この口論。


いつもはここでAが、屈して入らないんだけど・・・。


今日は運動したからどうしても、らしい。


「お風呂場の外で待っといて!お願い!」


パチンと手を合わせて懇願するA。


まって、またまた生殺しだよ。


シ「しゃーねーなぁ・・・」


ぺけ。


不憫だなぁって顔でこっち見んな。


ぺ「面倒臭いから帰るねぇ」


シ「お前ぇ・・・」


ぺけたんは足取り軽く帰って行った。


このマンションの一室には俺とAだけとな


ってしまった。


「じゃあ。いいよって言ったら入ってね?」


着替えもちゃっかり俺のを借りて。


ほんと何してんだこいつ。


服が擦れる音が聞こえたあとに風呂の扉を開け


る音が響いた。


「いーよー!・・・影が見えるところにいてね!絶対だよ!」


そう言われてゆっくり入る。


あーもう、ここで編集してやる。


パソコンを持ってきて編集。


なんかシャワーの音聞きながらって結構気持ちいいかも。









────

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作者名:もちもち x他1人 | 作成日時:2018年3月14日 17時

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