実況者短編集『BL』

悪戯心(運営×らだ)(ぺんらだ？) ページ30

◇◇◇◇◇◇◇


「ねぇねぇぺんちゃん！」

「ん？なんだ？」

「俺の首にキスマーク付けてよ！」

「……は？」

◇◇◇◇◇◇◇

「いきなりどうしたんだ？」

「いやね…最近運営の皆が冷たくてさー…それで俺の事ちゃんと見てるか気になってね！要は悪戯的な？」

「だからって本当にキスマーク付けなくてもだな…」

「俺も最初は思ったけどさぁ！化粧だとすぐバレるんだもん！」

「…はぁ」

「ってことで3つぐらいは付けてよ！」

「わかった、わかったからそんなに近付くな」

◇◇◇◇◇◇◇

「それじゃ行くよ…」

「うん！いつでも来て！」

「…」ｶﾌﾟｯ

ｼﾞｭﾙ…

「ん"ん…っ」

「変な声出すなよ〜…痛くない？」

「だ、大丈夫」

「じゃあ後2つつけるからな」

「ん、りょーかい……優しくしてね？」

「誤解を招く言い方はおやめ下さい」

◇◇◇◇◇◇◇


「…おー真っ赤だ」

「そのうち消えると思うけど悪戯以外では絶対にマフラー外すなよ」

「はいはい、わかってるよぺんちゃん」

「はぁ…これバレたら運営の皆さんに殺されそー」

「その時は俺が助けてあげるよ！」

「あげるよじゃなくて助けなきゃいけないのお前は！いいね？」

「はーい…よし！じゃあねー！ぺんちゃん！」

「おう、結果教えろよー」

「はーい」

◇◇◇◇◇◇◇

ぺんちゃんと別れた後、すぐに俺たちが住んでる家に着いた、誰にも会わないようにササッと自分の部屋に入る

それにしても…どうやってマフラーを外そうか…
いつも付けてるやつが付けてなかったら不自然にも極まりない。

ご飯食べてる時が確定で皆が集まるから…


「よし！決めた！！」

あーいう感じにしよう！
◇◇◇◇◇◇◇


「おーいらっだぁ、飯だぞー」

「はいはーい、先行っといてあとから行くー」

「……早くしろよ」

「はーい」







よし、行ったかな、ご飯出来たら必ず呼びに来るのはレウクラウドだ。
もう皆リビングに集まってるはず…

俺はマフラーを解いて、わざと忘れた振りをしてリビングに向かった

◇◇◇◇◇◇◇


「あ、らっだぁ来た、もうみんな食べてるよ」

「えー！待ってくれててもいいじゃーん！」

「……ｿﾚﾖﾘ、ﾗﾀﾞｵ君…ﾏﾌﾗｰﾄﾞｳｼﾀﾉ?」

「え、普通に…あ！部屋にわすれたー！」

「何してるんだよwww」

「まぁ外しちゃいけないとかルールないし、食べてからにしよー、じゃあ頂きまーす！」



いつ気づくかな？

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