↑続き ページ27
なげーなおい。
◇◇◇◇◇◇◇
「って事がな………えみさん?エミさん??」
「…………」
「あっ…せやった…女性経験0のやつにちゅーの話をしてもただただ固まるだけやん…」
「…やかましいわ」
「あ、生きてた」
キスの事を話すとエミさんは簡単にフリーズしてしまった、よくアニメや漫画にあるお手本のようなフリーズの仕方だった。
「はぁ……俺もうどんな顔して皆に会えばええんやろ…」
「うーん…そうですねぇ…」
エミさんは席を立ち
俺の目の前まで歩いてくる
「少なくとも…」
チュッ
「……へ?」
「そんな顔じゃ駄目ですよ?」
いきなり自分の頬に手を添えられたかと思えば、突然エミさんがおでこにキスをしてきた。
いきなりのことで頭が働かない。
「じゃ、俺は朝飯食べてきますわ、コネさんまた後でな!」
そんな俺を置いて、笑顔になったエミさんは朝飯を食べに図書館を後にした。
まだ頭が働かなかった俺は…
「……寝よ」
と誰もいないところで一言発し自分の部屋に戻ろうと俺しかいなくなった図書館を後にした。
◇◇◇◇◇◇◇
「……………。」
誰もいない廊下の真ん中を歩く。
妙に静かだ、いつもならこの時間はゾムとかゾムとかゾムが大先生に悪戯を仕掛け大先生が叫んでる時間帯だ。
「ブゥーーーンッ!!!!!」
噂をすれば、だ。
廊下を歩いていれば突然ゾムが天井裏から現れる、その有能なスキルを他に活かして欲しいぐらいだ。
それにしても今は人に会いたくなかった。
「…ぞーむ、遊び相手なら後でやってやるから今は見逃してぇや」
「うぅん…それもええなぁ…やけど今遊びたい気分なんだよなぁ…w」
「……明日の食害を許そう」
「ん?んんー…悩ましい…」
「…………。」
「んふふwwせやなw飯食わせることも許されたし今日は見逃してやるわww」
「おう、大先生で我慢しとけ」
「我慢できへんからシャオロンも追加で」
シャオロン、大先生。ご臨終です。
「じゃーな!シッマ!……あ、それと…」
「ん、なんy」
ペロッ
「…………。」
「んふふwwじゃーな!」
「…舐められた。」
キスじゃなくて口を舐められるとは思わなかった。やはりあいつは犬っぽいなぁ…
そんなことはいい、とりあえず部屋に戻って早く寝よう
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イノマ。(プロフ) - ありがとうございます(*^◯^*) (2020年3月3日 20時) (レス) id: a78c79ae52 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - イノマ。さん» リクエストありがとうございます!少し遅くなりますが必ず書かせていただきます! (2020年3月3日 20時) (レス) id: c9015d0f52 (このIDを非表示/違反報告)
イノマ。(プロフ) - 初コメです!リクエストですがsyp×rbrでお願いします( ^ω^ ) (2020年3月3日 20時) (レス) id: a78c79ae52 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - momo消しゴムさん» ありがとうございます…!頑張ります! (2020年1月25日 17時) (レス) id: c9015d0f52 (このIDを非表示/違反報告)
momo消しゴム - う"ん"っ...好きです()更新頑張ってください! (2020年1月25日 14時) (レス) id: 5cf8b84814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうき | 作成日時:2020年1月25日 3時