君の唇は(コネ総受け)*リアリク ページ22
◇◇◇◇◇◇◇
今日の朝はいつもより寒く
そしていつもより早く起きた。
2度寝をしようと思ったが何年ぶりに兄さんが帰ってきてるので今日は皆で朝食を食べたいと思い、急いで着替える。
「ん"んー…!ひっさびさに朝早く起きたわ…」
1度背伸びをし、コネシマはリビングに行こうとドアノブに手をかけ扉を開く。
「……うおっ」
扉を開くと目の前にはオスマンが立っていた。
「めぅ?シッマ珍しいね起きてるのは」
「…あぁ、兄さんが久々に帰ってきてるからな、一緒に飯食いたいし、頑張って起きたんやわ」
兄さんという名前を出すとオスマンはぴくりと体を動かす、何か悪いことでも言ったのだろか、内心焦りながらもなんともない顔でオスマンの様子を見る
「やっぱり兄さんか…ボソッ」
「へ?なんか言うた?」
「なんでもないめぅ〜それよりシッマ?」
「ん?なんや…わっ」
ドンッ
何をされたんだろうか、オスマンに呼ばれたかと思ったら急に押し倒される
非戦争員が出せる力ではないぐらい、とても強い力で腕を固定させる
「オスマン…?」
恐る恐るオスマンに声をかける
普段の俺なら「何すんや!」と腕を退けているが、こんなことをしないオスマンが今初めてしたから恐怖を感じていた
「ちょ、ホンマになんやねん、怖いんや…んっ?!…ふっ…」
「甘いめぅ〜飴玉みたい♪」
「…っは?!…はっ」
何をされたのか、グンと顔が近づけば、いきなり自分の唇に何かが触れる。
それは相手の唇だとすぐにわかった。
混乱と焦りで顔が熱くなるのがわかる。
「シンマ顔真っ赤w」
「な、何してくれんねん!」
「あはは〜wおもろいなぁ」
「こ、ここ…こんなことして誰かに見られたらどうすんねん!!」
「なになに?別に恋人同士じゃないしそんなこと気にしちゃ駄目よ、あ、もしかして俺のこと好きなん?嬉しいめぅ〜」
「ちゃうわアホ!お前なぁ…」
「それにもう1人には見られてるしね…」
「どゆことや」
「そうでしょ?ひーとらん?」
「…は?」
オスマンが俺を床に押し付けたまま、扉の方を向く。そこに居たのは真っ白な軍服を着たひとらんが居た。
逆光のせいか、こちらを見る赤い瞳には怒りと狂気が感じる。
「マンちゃん…なにしてんの…」
その怒りはオスマンに向かっているのがわかり、ホッと胸を撫で下ろした、早く固定してある腕を退けてリビングに行こうと体を動かそうとした時…
「ひとらんもする…?キス」
……はぁ???
続く
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イノマ。(プロフ) - ありがとうございます(*^◯^*) (2020年3月3日 20時) (レス) id: a78c79ae52 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - イノマ。さん» リクエストありがとうございます!少し遅くなりますが必ず書かせていただきます! (2020年3月3日 20時) (レス) id: c9015d0f52 (このIDを非表示/違反報告)
イノマ。(プロフ) - 初コメです!リクエストですがsyp×rbrでお願いします( ^ω^ ) (2020年3月3日 20時) (レス) id: a78c79ae52 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - momo消しゴムさん» ありがとうございます…!頑張ります! (2020年1月25日 17時) (レス) id: c9015d0f52 (このIDを非表示/違反報告)
momo消しゴム - う"ん"っ...好きです()更新頑張ってください! (2020年1月25日 14時) (レス) id: 5cf8b84814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうき | 作成日時:2020年1月25日 3時