↑続き ページ17
◇◇◇◇◇◇◇
「……懐かしいねぇ」
「だろ?」
「うん、本当に懐かしい」
「…らっだぁ、もう起き上がれないのか?みんな悲しんでるぞ」
「うん、でもね、きょーさん、人間は…いつか死ぬ生き物なんだよ」
「だからなんや、お前は一緒に居てくれるんだろ?世界見せてくれるんだろ?」
「うん、まだまだ世界は広いよ、死ぬまでに全部見るはずだったんだけどなぁ…」
「ははっ…死ぬ前とか…縁起でもないこと言うなよ」
「きょーさん、最後に言わせてよ」
「やめろ、言うな、最後とか」
「俺はね、みんなに会えて良かったよ」
「やめろ」
「みんなでお酒飲んだりゲームしたり、遊んだ、り」
「やめろよ、らっだぁ」
「ぼう、けん、した、り…いろ、いろあった、ねぇ…」
「やめろって、なぁ」
「おれは、みん、な、に、あえて」
「やめてくれ」
「ほんとうに、しあわ、せ、だよ、」
「なぁ!らっだぁ!」
「ほん、とう、に、あり、が、とう……」
「らっだぁ…?らっだぁ…やめて、ふざけないで、目を覚ませよ」
「なぁ、起きてよ、起きてくれよ、頼むから…」
死なないでくれ…
もう声は聞こえない
◇◇◇◇◇◇◇
一応設定
らっだぁ
運営の中で唯一無二の人間。
寿命で死。
いつもニコニコで笑っていて面白かった
死んでもずっと見守ってる人。
きょーさん
らっだぁの死を目の前で見ていた天使。
小さい頃らっだぁに出会い、初めての友達に。
誰よりもらっだぁを信頼していた。
らっだぁの手の温もりが無くなるまでずっと傍に居た。
緑色
らっだぁの死の前、実は部屋の外で会話を聞いていて声を殺して泣いていた
人間と妖精のハーフ。
ある日、らっだぁに助けてもらいそこから仲良くなった。
誰よりもらっだぁを愛していた。
レウクラウド
悪魔とガストのハーフ。
らっだぁが死ぬとわかって、何度も契約を求めたが断られていた。
正直もう諦めていて、ずっと泣いていた。
らっだぁは下敷きにされていた自分を友達と言ってくれた。
誰よりもらっだぁを信じていた。
コンタミ
妖怪。
らっだぁが死ぬとわかって何か助かる方法がないかと薬を作っていたが、死んだと知った後、彼は薬を作るのを辞めた。
誰よりもらっだぁを守っていた。
らっだぁは自分の声が醜いと思っていた時に綺麗だよと言ってくれた。初めて褒めてくれた人
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イノマ。(プロフ) - ありがとうございます(*^◯^*) (2020年3月3日 20時) (レス) id: a78c79ae52 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - イノマ。さん» リクエストありがとうございます!少し遅くなりますが必ず書かせていただきます! (2020年3月3日 20時) (レス) id: c9015d0f52 (このIDを非表示/違反報告)
イノマ。(プロフ) - 初コメです!リクエストですがsyp×rbrでお願いします( ^ω^ ) (2020年3月3日 20時) (レス) id: a78c79ae52 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - momo消しゴムさん» ありがとうございます…!頑張ります! (2020年1月25日 17時) (レス) id: c9015d0f52 (このIDを非表示/違反報告)
momo消しゴム - う"ん"っ...好きです()更新頑張ってください! (2020年1月25日 14時) (レス) id: 5cf8b84814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうき | 作成日時:2020年1月25日 3時