実況者短編集『BL』

ノックの音が嫌い(ぺんらだ) ページ12

ホラー注意
ぺんらだ多いけど俺が
好きすぎるだけだから許して…
◇◇◇◇◇◇◇
ﾌﾟﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙ…

「はーい」

ある日の休日、洗濯物を干していたらリビングの方から電話がなった。
この時間からするときょーさん達かな？と洗濯物を置いて、スマホを取る


「もしもしー」

『あ、らっだぁ？？今暇？？』

「あれ？ぺんちゃん珍しいね」

意外だった、いつもの休日は日常組で動画を撮っているからほとんど連絡がなかった


『今、らっだぁの家近いんだよね』

「あれ？でもぺんちゃんの住んでるところ…」

『日常組の撮影でね、さっき終わったけど、今日はホテルに泊まることにしたんだよね』

「へー…で、どうしたの？」

『いや、暇だかららっだぁの家行こうかなぁって』

「え？！今散らかっているよ？！」

『アイス買ってきたから「あ、来ていいよー」早いなぁ…w』

「あ、でも今インターホン壊れてるからさ、ノックしてよ、」

『おけ』

「じゃあお茶用意して待ってるね！」

ありがとーと言われ電話が切れる
洗濯物は後でいいかと思いお茶を入れるコップを探す


「らっだぁ、誰からだったの？」

「ぺんちゃんだよ」

「俺か」

「いきなり来るからびっくりだよねー」

「そうだなぁ…」

コップを棚から取り、お茶っ葉が入っている小さな袋を探す

ｺﾝｺﾝｺﾝ…


「あ！きた！！」ｸﾞｼｬ

「おい、お茶っ葉の袋潰れたぞ」

「いいじゃん！」

「酷くね？」


ｺﾝｺﾝｺﾝ…


「はいはーい！」


リビングから出て、玄関まである廊下を少しスピードを上げ歩く


「はーい、今開け…る」

(あれ、ぺんちゃん…ぺんちゃんは電話で今来るって…でもさっきまで話してたのは…間違えなくぺいんとだった、でも…玄関の向こうにいるのはぺいんとで…)

ｺﾝｺﾝｺﾝ

『もしもし？アイス溶けるよー？』

ｺﾝｺﾝｺﾝ

『らっだぁ？？大丈夫？？』

「」ﾊｯ…ﾊｯ…

息が上がる。おかしいなんで…だったら…
あのぺいんとは誰…


「らっだぁ？」

「…！」

ｺﾝｺﾝｺﾝ

「早く開けてあげなよ、隣の人から苦情来ちゃうだろ？」

ｺﾝｺﾝｺﾝ

「…？なんで開けないの？」

(なんで…あかない…ぺんちゃ…)

ガチャガチャとドアノブを捻るがあかない
足音が近づいて来てる気がした


「ねェ」

「」ﾋｭｯ…


「どｳシ開けテあげﾅｲの？¿」




「あ、やっと開い「う、うわぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！」え？！おい、大丈夫か？！」


それから俺はノックが嫌いになった

皆様にしてもらいました→←後日焼肉奢った(ぺんらだ)※注意*リアリク

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す