今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,785 hit
小｜中｜大
1 ページ1
出久side
ガヤガヤとクラスのみんなが話していた時だった
学校のチャイムが鳴ったのと同時にガラッと教室のドアが開く
「はーい、みんな授業始めるよー！ほら席に着きなさーい」
明るく凛としたその声。綺麗でサラサラな髪、少し幼く見える可愛い顔。
そう、この人は僕らのクラス1-Aの副担任
「福西A」先生
生徒にすごい人気で普通科の方も受け持ってるすごい人！
ちなみに僕の近所に住んでる幼なじみでもある。
「先生ー、教科書忘れちゃったー」
「「忘れちゃいました」でしょ？もー先生の貸してあげるからね」
「後で返しなよー？」なんて言いながら黒板に綺麗な字を並べていく
「よし、じゃあ32ページ開いて下さい。」
こんな優しい先生、そう滅多にいないよ……。
クラスのみんなも先生の事が大好きだと思う。
……まあ1人除いて。
「じゃあ爆豪君、ここ読んで」
「………。」
「爆豪くーん？」
「………。」
「ハァ…じゃあ横いって耳郎さん読んで」
「はい」
いつもあんな感じで先生のことをひたすら無視するかっちゃん。
そう、かっちゃんはA先生のことが嫌いだ(多分)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：文葉三葉 | 作成日時：2016年7月20日 0時
