監視係は仕事をしたくない5.5（ディズニー短編集）

132 かぼちゃの正体 (かぼちゃ) ページ2

ある日

かぼちゃ「Aさん、今日はこの後暇かしら？」


声をかけてきたのはスプーキーブーパレードのかぼちゃさん

A「ええ、まぁ…」

黒かぼちゃ「じゃあ一緒にお茶でもしない？
なんせ、私達はついこの間までかぼちゃだったんですもの(笑」

A「わかりました！」



その後、私達3人はホーンテッドマンションのテラスにお茶とお菓子を用意する

かぼちゃちゃんたちは見た目は怖そうに見えて意外とよく喋る

日頃から思ってることや前の姿、かぼちゃの時の手入れがなってないだとか…

それによく笑う

パレードではそんなに笑わないからなんだかちょっと不気味

A「あの、ずっと聞きたかったんですけど…」

黒かぼちゃ「なにかしら？」

A「シンデレラで出てくるかぼちゃって…」

かぼちゃ「ああ…あれ、私たちよ」

A 「え！？そ、そうなんですか！？」

黒かぼちゃ「そう。フェアリーゴットマザーもマヌケだこと(笑」

かぼちゃ「私たちがハロウィンのかぼちゃだということを忘れてるんだから」

A「あの人は相変わらずですね…」


かぼちゃ「それに私たち、双子だし」


A「へ〜……え゛ッ！！？」


まさかのカニングアウト…


黒かぼちゃ「知らなかったの？」

A「あー…前から似てるなとは思ってましたけど…」

かぼちゃ「まあ所詮かぼちゃだもの。血が繋がってるかなんてことは無いし…仕方ないわ」

A「それにしても…スプブの皆さんはいろんな謎があってちょっと怖いですね(苦笑)」

ドクロちゃんと目玉ちゃんが姉妹だとかかぼちゃさんが双子だとか…

このパレードのゴーストは謎だらけだ


黒かぼちゃ「ふふ…確かに」

かぼちゃ「そうね…でも…」


黒かぼちゃ・かぼちゃ「「それは貴方もでしょ？」」


A「……ッ！！」


かぼちゃ「…なーんちゃって」


黒かぼちゃ「あら、そろそろ時間だわ
先に行ってるわね(笑)」

A「は、はい！」

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