０舎看守【ナンバカ】 (ページ37)

今日:18 hit、昨日:14 hit、合計:14,426 hit

第サンジュウゴ話ページ37

『…もし、そうだとしたら。猿鬼さんは傷の男について知っているはず…』

《とりあえず五舎に行ってみるか、2房の奴らも鈴野に任せて五舎に鍛錬に行ってるし》

ﾄｺﾄｺ

『お、犬士郎じゃん。何処行くんだ？』

四桜「…Aか。今から放送局へ行く」

『？なんかあったのか？？』

四桜「あぁ,俺のかんなんだが5舎で何かがあったんじゃないか。と思っている」

『！…5舎…か。なるほどじゃ、俺見てくる』

四桜「あぁ、気をつけろ」

『…おーう』

《猿門もあんなことがあったばかりだ、…何かあったのかも知れない》

ゴォォォォ

『鈴野たち、大丈夫だろうか…』

《犬士郎が言ってたとおりだなぁ、やけに静かだ》

その頃

キジ「あんたも災難ねぇ,こんなことに巻き込まれて」

鈴野「あ、い、いえ別にそんなことアリマセン」
〈牢屋の中でキジとなぜだか二人きり〉

キジ「それにしても……ちょっと！！流河ぁ？！早くここからだしてちょーだい！」

シーン

鈴野「…居ないみたいですね」

《怖ぇ、主任早くきてくれぇぇ》

ある所では

ウノ「あぁ！もうこの脳筋！！よく考えてよおばか！！せめてどっちも捕まえるくらいの勢い持ってよ！！」

九力「よし！まずは部外者という部外者から捕まえよう！！」

八力「そうだな」

ハニー「あーもうどうすんだよ！」

ウノ「と、とりあえず…逃げるぞ！！」

トロワ「うん、その方が良いね」

イヴ「うん」

《逃げながらどうするか考えないと》

流河「ほら！アンタたち！とっとと捕まえな」

ドォン

ﾄﾞｺﾞｫﾝ

ウノ「ひゃぁぁぁぁ！！誰か助けてー！！」

ハニー「あぁ！もううっせぇ！！」

『さっきから物凄い音がするな…、地下に行ってみるか』

《正面も何もなかったし、庭園は荒れてはいたが誰も居ない……インカムで聞いた三鶴の話によると五舎の看守からは一切連絡が繋がらない。
ハジメやキジも中に入ったきり出てこない…》

『……この荒れよう、まさか…猿鬼さんが脱獄したのか？？』

「！！Aさん！」