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第二話 ページ3

『さぁて、13舎についたのはいいものの…ハジメは何処かなあ』

《看守室か?…まぁとりあえず行ってみるか》
 

ドンッ

『!す、すまない。』


?「あ、いや。俺の方こそ悪ぃ」


『…?君、囚人だね。看守もなしに1人で何をしているんだ??』

《…まさか脱獄か?でもハジメが居ながら脱獄なんて》



?「お前…」


『?なに??』
 

?「女か??」
〈小さく首をかしげて〉


バシッ


《あ、しまった。つい叩いてしまった。まあ今回はコイツが悪いだろうん》


『俺は男だ。女じゃない』


?「いってぇ!?叩くことないだろ!」


『はあ、君、名前は?』


ジューゴ「俺は15番のジューゴだ、お前は誰だよ」


『俺は0舎看守部長の柊Aだ。とにかく、ハジメのとこ行くぞ』
〈ガシッとジューゴの腕を掴み書類片手に看守室に向かって〉



ジューゴ「お、おう」
〈Aの少し後ろを抵抗なしに着いていき〉

《なんだ、こいつ。変な奴》








ハジメ「くっそ15番のやつ何処行きやがった!!おい星太郎!まだ見つかんないのか!」


星太郎「そ、それが見つかったんですがこちらに向かって来てるみたいなんです!!2人で!」


ハジメ「あぁ?2人?15番以外も脱獄してんのか?!」

星太郎「いえ、…そ、それが…」



ガチャ


『ハジメー、囚人連れてきたぞ』
〈ほい。とジューゴをハジメに突き出し〉


ハジメ「な、お、お前!A!!なんでここにいやがる!!?」
《まずい!非常にまずい!!》


『ああ、書類渡しに来たんだよ。そんで途中でこいつ見つけたから連れてきたんだ』
〈書類を机に置き〉


ジューゴ「おい、ハジメこいつお前の知りあいかよ」


ハジメ「テメェは黙ってろ!」
〈ゴンッと頭を叩き〉


『おいおい、そいつもしかしてd(んぐっ!?』


ハジメ「お前も黙ってろ!これは違う!お前は何も見てない!!いいな!」


『んぐ、んんんん』
《喋れねぇよ!!ゴリラ!》

〈ハジメの腕を掴み口から離させて〉



大和「主任殿の力を押さえつけるとは流石ですな!!わっはっは!!」


『いやいや、ゴr(ごほん、ハジメの方が全然強いけどな』

《危ねぇゴリラって言うとこだった》


ハジメ「あ”?おいお前今ムカつくこと言おうとしただろ」


『はっ、気のせいだろ笑俺はもう行くからな。もう囚人脱獄させんじゃねぇぞー』
〈小さく笑いながら看守室を出て〉






ハジメ「…チッ、面倒な奴にバレちまった」

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作者名:彼岸ノ使者 | 作成日時:2020年1月5日 17時

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