０舎看守【ナンバカ】 (ページ20)

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第ジュウキュウ話ページ20

ジューゴ「お前、この枷の事を知ってるのか？」

レイ「ああ、当たり前だろ？……あ、そうか。お前はこれの外しかたをしらないんだなぁ？？
この枷を外せるのは“首に傷のある男”だけだもんなあ」

ジューゴ「！？！テメェ…なんでそれを…」

俺は奴を見つけ出す

必ず

レイ「……」
〈にやり、と笑って〉

ジューゴ「答えろよ、……答えろ！！！」

レイ「そりゃあ、俺が……＿＿＿＿＿」

ジューゴ「！？教えろ！奴について何を知っている！！」

レイ「それは、俺に勝てたら教えてやるよ」
〈ﾄﾞｺﾞｯと殴りかかり〉

？「…遊びは終わりだ」
〈ｺﾞｫｯと何処からかきた炎が直撃しジューゴを壁まで吹き飛ばして〉

ハジメ,桃子,A「「『！！！？」」』

レイ「………」

？「そういうことか。お前も首に傷のある男を知っている、その枷のこともしってるっつーことはだ。あいつの仲間かなんかだろ？」

レイ「は、どうだかねぇ？？」
〈特に驚く様子も見せず怪しげに笑って〉

ジューゴ「お前、……ムサシ！！」

ムサシ「よぉジューゴ。こいつにお前がつけてる枷を取られるくらいなら俺に寄こせ！！そしてお前はここで殺す」

レイ「は、やってみろよ」

ムサシ「さぁジューゴ。やってみろ、もう隠し通すのは終わりだ！！」
〈掌を二人に向けて〉

ジューゴ「……」

あの男の手がかりが掴めるなら
なんだってするさ

どんな手段を使っても
どんなカタチになっても

お前はなぜあの男を捜し
何故そうまでしてその『枷』を外そうとするのか

こいつはあの男についてどこまで
知っていて今どこにいるのか

　

レイ「……」

こいつの姿をみりゃ誰でも思うだろうな

その姿は

まさに

“化け物”だ