０舎看守【ナンバカ】 (ページ16)

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第ジュウゴ話ページ16

『今年はお手柔らかに頼むぞ、犬士郎』

ツイス「……？」

《あいつ、目になんか巻いてるけど…なんなんだ》

四桜「ふん、今年こそはまけんぞ。覚悟するんだな」

『だよなー』

《犬士郎がどれだけ強くなったのか楽しみだな》

三鶴「それでは両者独楽の準備はいいかーい？？…それじゃあ、レディィイGoｫｫｫ！！」

『行くぞぉぉ！！』
〈シュッ！！と紐も引っ張り〉

ﾋｭｯ

『！！おっと、相変わらず活気づいてるなぁ』
〈バシッとムチを掴んで〉

四桜「今年こそ私はお前に勝ち最終種目に勝ち進むぞ！！」

《そして双六一に勝ち,南波一の称号を頂く！》

ﾋｭﾝｯ

『おわっ、』
〈体が宙に浮いて〉

四桜「あの方に認めていただくにはまず貴様に勝利するほかないのだ！！
そのまま頭蓋を叩きつけてくれる！」
〈ムチを思い切り地面にふるい〉

『よいしょ、っと』
〈一回転して着地し一気に犬士郎に詰め拳をふるって〉

四桜「ふん、少しはやる気がでたようだな」
〈ムチでそれを防ぎ〉

『今年は必ずハジメに勝ってアイス一年分奢ってもらうんだよ！』
〈弓を使い矢を放って〉

四桜「なんなのだその巫山戯た理由は！」

『お前だってハジメに勝って看守長に認めて貰いたいんだろ！？どうせ！私情を挟むのはお互い様じゃん！』
〈矢を放ち〉

四桜「な！？貴様とは事情が違うのだ！」
〈ムチを使い周りを土煙で覆って〉

　

『はっ、ひっかかったな？？』
〈怪しげに笑って〉

ツイス「こ、こいつ強い、！！」
〈拳を両腕で防ぐが勢いが強すぎて壁に衝突し〉
　

レイ「……」
　
《…あいつは、》

『これで決めてやる！！』
〈ムチを掴みおおきく振りかぶってムサシに飛ばし〉

ツイス「うおっ！あ、あぶね」
〈飛んできた犬士郎をぎりぎりで避けて、犬士郎はムサシにぶつかり河辺にめり込んで〉

『伏せとけ！21番！！』
〈独楽を素手で掴むとそのまま２人に投げ〉

ﾄﾞｫｫｫﾝｯ

『ふぅ、よしっと』
〈服についた砂埃をはらって〉

三鶴「おおっと！！勝負有り！勝者0舎！」
〈いぇぇぇい！！と叫んで〉

『おーい、大丈夫か？21番』
〈小さく首をかしげて〉

ツイス「は、はははい大丈夫デス」

　

『？どうした』

三鶴「あまりにもAが馬鹿力で怖かったんじゃあ無ーいの？？」

『みっちゃん後で死刑な』

ツイス「…怖すぎだろ……」