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和「 世間の情報とかに疎いうちの大野さんですら貴方の事話してましたもん 。面識あるんですか?って聞いたら 、無いけどCMで見て気になって調べた 、だとか 」
潤「 あー言ってたね ( 笑 ) 」
『 ………光栄としか言えません 、、 』
緊張を解すのに 、いつものペースではなく
飲まれる様に飲んでしまい 、徐々に体内にお酒が回って来ている様に感じていた
窪田くんが話の中心になったのをきっかけに 、隙を見て水を貰いベランダの方へと足を運ぶ 。
" 如月さーん "
後を追う様に 、扉に凭れてわたしの名前を呼ぶ二宮さん
『 二宮さんは中にいて良いのに 、、わたし気遣わせちゃいましたかね……? 』
和「 わたしの勝手〜 、貴方の事追ってったらわたしも外に来てた 」
『 ……ふ 、変なの 』
テレビで見る通りの
二宮さんの 、独特の雰囲気と世界観に頰が緩む
柵に正面から少し寄り掛かる様な体制で 、
高い所からの景色を見ながら二宮さんとの会話を続けた
和「 インスタライブ 」
『 ………え? 』
和「 いや 、見ましたよ?YouTuberの人と弾き語りしてる配信 。あの時も潤くんとまっけんと一緒に居たのよ 」
『 っあ 、……ええっ 』
和「 ………………そんで 、あまりにも落ち着いて居酒屋で寝落ちた 」
………… " 寝落ちた " 。
二宮さんの 、その言葉に一瞬驚くも
自分の声色が落ち着くという事実を 、弾き語りをするアイドルの口から聞けた事に心臓が跳ねた
和「 あー……… 才能の塊の美容師さんとか 、魅力しかないんですけど 、連絡先 、……交換してくれませんか 」
お酒も回り 、顔も少し赤く染めて
目を細めながらわたしへ問い掛けて来る二宮さんに
応えようとポケットに手を伸ばし携帯を取ろうとしている途中 、
トンッ 、と
わたしの肩に重さを感じたのと同時に 、首元に触れる黒髪
直ぐに 、二宮さんが眠ってしまったのだと分かった
『 ………ちょ 、どうしたらいいん…コレ…… 』
わたしが困っている様子に気付き 、
亮くんが " 抜け駆け禁止 " なんて言いながら二宮さんを剥がしてくれて
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wami(プロフ) - 乙愛さん» なっ…!嬉しいお言葉過ぎて、、勘違いピンクの扱い如月さんお願いします〜!笑 (2019年7月28日 15時) (レス) id: 5e7c97329b (このIDを非表示/違反報告)
乙愛 - 勘違いピンク…www主様センスの塊だよね多分。 (2019年7月28日 15時) (レス) id: c62fef2391 (このIDを非表示/違反報告)
乙愛 - wamiさん» まぎらわしくてすいません!今はめっちゃ好きです。エイジさん可愛すぎました。3Aの話も、主様話の作り方が本当に上手いなあと思ったくらいです。(朝から読んでやっとパート2までこれた)これからも読み続けます。更新頑張ってください!(長文失礼しました (2019年7月28日 11時) (レス) id: c62fef2391 (このIDを非表示/違反報告)
Knymal01(プロフ) - 更新心待ちしてます!!!! (2019年7月28日 11時) (レス) id: 437d9bd777 (このIDを非表示/違反報告)
wami(プロフ) - 華凜さん» ありがとうございます ◯ お話がいっぱいになったので移行作でもまた読んでくださると嬉しいです( ; ; )! (2019年7月28日 6時) (レス) id: 5e7c97329b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:wami . | 作成日時:2019年3月10日 21時