【d】【WT】叫んでたら生徒会等に目付けられた

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朝、教室に着き、なかむ以外の五人にじゃ！と手を振って、2-Aの教室に入る。
おはようございまーす！と元気に挨拶をして、自分の机に向かった。

そこに何かが置かれているのが見えた。
急いで駆けつけるとそこには雑に包まれた手紙のようなものが。

「見てみてなかむ、ラブレターだよ。」←

「いや絶対違う。」

「だろうな？」

めんどくさ、とぼそっと呟いてから雑な手紙を雑に開ける。←
封筒の中には紙が入っている。当たり前体操だけどね？←
折り畳まれた紙を開くと、そこには簡潔に一文だけ書かれていた。

「…放課後、屋上に…だってよなかむ！」

「果たし状じゃんそれ。」

「告白だと思わないの？青春食べた？好きな人くらい作れよ。」

「そんな汚い奴が告白だとでも？」

「ないわ。」

確かに！ラブレターならもうちょっと綺麗だよね！←
気づかないくらいに馬鹿なんだぁ！は？←

話は逸れるがなかむに好きな人は居ないんだろうか？
居そうだよなぁ…認めたくはないけどなかむ達一応モテてるらしいし。
そりゃ居るだろ。うん。

「…いや僕生徒会なんだけど！！」

「あ！そうじゃん！放課後生徒会だから行けなくね？」

「うん行けないわ…サボろ。」←

「また担任から説教受けるぞ。」

「どんだけこいつ地位高いんだよ。」

「ゴッドくらい。」

「国宝越えてんだけどそれ。」←

なかむと会話をしているとどこから堪えるような笑い声が聞こえたような気がした。
…本当に僕お笑い芸人なれるんじゃね？←

「じゃあ生徒会サボってこっち行くか…。」

また後で教室に来られても困るし、今行っておいたほうが楽でしょ。
大きくため息を吐く。
正直めんどくさいしなんなら生徒会の方が良いけどやることは早めにやっておきたい勢の僕はちゃんと行っておく。

「…めんどくさ。」

「頑張れがんばれw」

そう笑うなかむには助ける意思なんてないんだろう。
これは罰ゲームが必要…あれ？

「あ！！なかむときんちゃんの罰ゲーム忘れてた！！今日うち来いよ！！」

「…思い出さなきゃ良かったのに。」

「へっ！今僕を馬鹿にしたおかげで思い出したよ！！せんきゅーなかむ！！」

今舌打ちが聞こえた気がしたけど多分気のせいだ。
…きっと、そうだよね。←


その後も会話を少しして、いつもより大きい音でなったチャイムの音で席に着いた。

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