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結局あの後、僕は生徒会にお試しで入ることもやめ、元の普通の生活に戻っていた。
大体僕に生徒会なんて合わないし、お試しなんかやる気にもならない。
生徒会なんてめんどくさいものだし、やる意味もないと思った。
そんな僕に生徒会なんて向いてない。
「オト！！遊び行こうぜ！！」
「…なんで話しかけてくんの？」
「なんでって…友達やから？」
隣からおしゃおに話しかけられる。
問えばいつもその答えしか返ってこない。
めんどくさいなぁ…と思いながら、教室の外に追い出す。
おしゃおはリアルでも会いにくるようになった。
毎日のように、しつこくしつこく。
生徒会に勧誘されることも多くあった。
それでも断り続けた。
これだから生徒会は嫌いだ。
「オトハ、大変そだね。」
「まぁね…。なかむ、今日ゲーセンいこ。確か部活なかったでしょ？」
今日は月曜日。
月曜日は部活が休みのため、なかむを遊びに誘う。
「んー…ちょっと用事あるから無理だわ。」
「用事？なかむが？珍し〜」
「ちょっとそれ遠回しに俺暇人って言ってない？」
「ホントのことで草。」
「は？」
まぁなかむが暇人かどうかは置いて。
なかむが用事がある、なんて殆どなかった。
珍しいことに驚きながら、他のメンバーを頭に浮かべる。
「…じゃあシャケ達誘うか！」
「じゃあってなんだよ。というか、シャケ達も用事あるって言ってたよ。」
「え？何、みんなで合コンにでも行くの？楽しんでこいよ。」
「合コンとか行かないけど？ま、暇だったら他の人と遊んできたら？」
「ん〜他の人…そだね、そうする。」
他の人、と言っても、名前は思いつかない。
誰がいるだろうか…僕の友達…あれ？こいつらしか居なくね？
「やばい僕ぼっちかも。」
「知ってる。」←
「なんで知ってんだよ。」
「幼馴染だよ？知ってるに決まってるじゃ〜ん」
「こっわ。メンヘラかよ。」
真顔で言えば、それはないとなかむも真顔で返してきた。
シンプルに傷ついたけどなんか面白くて吹き出した。
「あ、先生に呼ばれたから、ちょっと行ってくるわ」
なかむはそう言って教室のドアへと向かった。
りょうかーい！と叫んでおいて、なかむを送り出した。
少ししてチャイムがなり、先生が入ってきたが、そこになかむはいなかった。
どこ行ったんだろ、と思いながらもしっかりと授業を受けていた。
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クライン(プロフ) - おまろんさん» コメントありがとうございます！tnさんはしりとり強いイメージあったので…。「い」が少なすぎました…w (2021年6月26日 8時) (
レス) id: 200b8fbf2f (このIDを非表示/違反報告)
おまろん - え、tnさんしりとりつよない....？そして主もよく「い」を集めたなぁ....((( (2021年6月26日 2時) (レス) id: 7521564989 (このIDを非表示/違反報告)
クライン(プロフ) - さめちゃんさん» コメントありがとうございます！！これからもぐへぐへしていただけると嬉しいです！！更新頑張りますね！！ (2021年6月23日 20時) (レス) id: 200b8fbf2f (このIDを非表示/違反報告)
さめちゃん - いつも見てます！ぐへぐへしながら見てます。更新頑張ってください！ (2021年6月23日 19時) (レス) id: 117b45a2f3 (このIDを非表示/違反報告)
クライン(プロフ) - ゆうちょさん» リクエストありがとうございます！使わせていただきますね！ (2021年6月20日 8時) (レス) id: 200b8fbf2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クライン | 作成日時：2021年5月4日 20時
