目が覚めたら猫とかありゅ？２【wrwrd】【日常糸且】 (ページ10)

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7[青色の生命体]☆ ページ10

まあまあ周りに人は居るのに目の前の三人はギャンギャンと騒いでいる。
…本当に幹部なんかな。この方々。
周りの人達も三人をじっと見つめて困っているよう。

「…煩いですよ幹部様方！！！」

騒ぐ幹部達に向かって大声で叫ぶ。
私もそれなりに煩いけど…。

「周りには人が沢山居られますし、幹部としてどうなんですか！騒がれるのはお辞めになられてください！」

しっかりと注意を述べる私に対して、幹部達はポカンとしている。
スッと喋るのを辞めて、すみませんでした、と謝っている。
いや幹部が隣国の国民に謝っとるってどういう状況やねん。絶対にショッピ君に話してやる。

⁇「あー、すみません、騒いでるって聞いたんですけど～。ってあれ、我々国のかたがたじゃないですか。」」

後ろからゆるーい声が聞こえる。
わたしにはその声に聞き覚えがある。

ut「あ、らっだぁさんじゃん。」

そこにはらっだぁが居た。こいつなんでいるんだよ。
というか騒いでること知られてんのか。

rd「こんちわ～。というか三人？そういえば交流って言ってましたね。それと、ここら辺で騒いでる人見てません？」

「その人たちですよ。」

rd「え？き、君誰？」

らっだぁが質問をしたので私は即答する。
まあ誰やねんこいつってなるわな。

「初めまして。転生者のAです。我々国から連れ出されました。」

サッと自己紹介をする。
まあ連れ出されたと言っても過言ではないよね。仕方ないからね。

rd「あぁ！転生者さんか！初めましてー、日常国手伝いみたいな感じでやってるらっだぁって言います。」

「…え、らっだぁさんが日常国の幹部さんですか…？」

いやらっだぁ日常組じゃないでしょ。なんで…？
私が疑問に思っていると、後ろからペシっと頭を叩かれる。

そして小声で囁かれる。

sha「ちょ！何言っとんねん…！失礼やろ！」

「…は！」

シャオちゃんの一言で私はハッとした。
普通に失礼やん…！！

「すみません…！なんかいろいろすみません！」

rd「あ、別にいいですよ～」

「ア、イインデスカ」

まあいいかなーって！とらっだぁは笑う。
いやうるせえなコイツ。

ut「あの～。僕ら許されましたかね？」

rd「え？あー…。まあいいんじゃないんですか。それじゃ俺は城に帰りますね～。」

らっだぁはクルッと反対側を向いてフラーと歩き出した。
ふわふわ人間かよ。いやなんだよそれ。